- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
03-5803-2500
対象:お金と資産の運用
さて、来年度予算の概算要求が、何と蓋を開けてみたら、過去最大の「90兆円」にまで膨らみましたね。
徹底した“無駄遣い”の排除を訴えてきた民主党ですが、いざ政権をとってみると、そう簡単には行かないようです。
「マニュフェスト」も重要ですが、ここはしっかりと「国の先行き」と「国民の生活」を考えた予算の使い方をしてもらいたいものです。
さて、マーケットは、“2番底”を警戒していますが、アメリカでは“新たな火種”が顕在化しています。
今まで、メルマガでは何度も指摘していますが、
「景気悪化」→「失業率の拡大」→「所得減少」→「ローン延滞率の上昇」
といった“負のスパイラル”が、現実のものとなってきました。
いわゆる低所得者向けの「サブプライムローン」が発端で、世界的な金融危機が引き起こされましたが、ローン全体からみれば、「サブプライム」は1割強の残高しかありません。
いま、問題となっているのは、普通の住宅ローンである「プライムローン」の延滞率が上昇し始めてきたことです。
4−6月期の「プライムローン」の延滞率は、前期比0.35%上昇して、“6.41%”にまでなっています。
それに合わせて、「カードローン」の貸倒償却率も、8月度は11.49%と過去最高に達しました。
失業率が10%近くにまで上昇する中、今後、「カードローン」並びに「プライムローン」の延滞率の上昇が非常に懸念されるところです。
特に、「プライムローン」の市場規模は、8兆ドルと言われており、今後の景気の先行きを予測する上で、目を離すことができない指標と言えます。
是非、皆さんも、今後この数値を、しっかり“ウオッチ”していただきたいと思います!
さて、本日メルマガの発行日です。
今回は、不況にも強い、今人気の「豪ドル建 元本保証ファンド」を紹介していますので、是非ご覧いただければと思います。
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
それでは、夜はかなり冷え込む季節となりましたが、くれぐれも体調管理には万全を期してお過ごしください。
“インフルエンザ”も、じわじわと広まってきているので、お気をつけて!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
03-5803-2500
「よもやまブログ」のコラム
「日本の人口推計」(2023/10/05 17:10)
「2022年のマーケット・経済予測」(2022/01/20 16:01)
“今日の数字”「40年債」(2020/08/28 18:08)
“今日の数字”「世界2位と3位」(2020/08/06 15:08)
“今日の数字”「1兆2000億ドル」(2020/07/30 15:07)