本物を見抜く人の目を恐れて仕事をする - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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本物を見抜く人の目を恐れて仕事をする

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夢を実現する力 うまくいく人の本質を学ぶ
松下幸之助さんが、松下政経塾を立ち上げた時に、初代・塾長に就任された上甲〔じょうこう〕さんという方がいらっしゃいます。
現在、「青年塾」という会を立ち上げて、掃除などを通じて若者の育成に取り組んでいらっしゃいます。

私も以前、上甲さんと直接お会いしてお話したことがありますが、本当に誠実で真剣に生きている方でした。

以下、上甲さんの講演より、ご紹介いたします。


■世の中に 100人に一人、あるいは1000人に一人、本物を見抜く人がいる。その人の目を恐れて仕事をしないと本物になれない!

みんなそこそこは、やっています。
しかしね、どんなことも「そこそこ」やっているうちは絶対にお客様を感動させることはできません。
「へぇぇ!そこまでやりますか!」という徹底した姿になったときに初めてお客様を感動させることができるんです。

小道具は、バケツ、雑巾、タコ糸、などなど、一杯持っていきました。
〔研修会場を準備するため〕

タコ糸は何に使ったか?
座敷で机を並べるのに、後ろから前まで机をピタッと寸分ずれぬように、一直線に並べたんです。
書類を置くのもタコ糸を使って、それに沿って、寸分違わず真っ直ぐにビシャーっと並べた。

若い人はいうんです。
「そんなん座ったら一緒ですよ」と。

しかし、そうやって心の限りを尽くして準備した部屋は雰囲気が違うんです。ピーンと空気が張ってるんです。

世の中には、100人に一人、あるいは1000人に一人、本物を見抜く人がいる。その本物を見抜く人の目を恐れて仕事をしないと本物になれない!

「このくらいでいいだろう」と思って仕事をしているうち絶対に本物にはなれない。
真理は、平凡の中にある。
もっとも大事なことは、もっとも平凡なことの中にある。