日本なのにコメ不足

コメ不足の日常

　地元のディスカウントストアへ行くと、お米の在庫はほとんどなく、

「次回のお米の入荷日は未定です。」

と書かれた張り紙がありました。

農林水産省の統計によると、

米の生産量はここ数年緩やかに減少しています。現在で回っている令和5年産は、コロナ禍前の令和元年産に比べて生産量が7.7％、日数換算では28日分少なくなっています。

農林水産省：農業生産に関する統計より　米の生産量推移

令和6年産の早場米（九州産等）が出回り始めたため、

コメ不足は徐々に解消されるかもしれません。とはいえ、昨年を超える酷暑によって、お米の生産量が減少することが予想されます。コロナ禍を経て、外食産業や観光業が回復してきたことにより、業務用米の需要が急増したことも、米不足に拍車をかけたようです。外国からの輸入に関しても、食糧不足を懸念する多くの国が輸出規制をしており、輸入米の確保も難しい状態です。お米の値段が高い状態はしばらく続くでしょう。

３人家族の我が家では1か月で約10キロ消費します。

　息子が6月から突然、弁当より学校の食堂で食べる方が良いと言い出し、弁当を持参しなくなったので、お米の減るスピードが少しゆっくりになりました。この度5月に20㎏購入したものと全く同じものを購入しましたが、８％値上がりしていました。

　これまでは30kgの紙袋入り玄米を購入することが多かったのですが、コクゾウムシが大繁殖したことがあったので、最近は5kg～10kgの小分けのビニールパック包装で購入するようにしています。開封後は虫が入らないように唐辛子を入れるようにしています。

　この度は、注文した2日後に自宅に届きました。残り５㎏の段階で早めに注文しておいて良かったと思いました。