- 小川 真也
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
- 東京都
- しつけインストラクター
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対象:ペットのしつけ・訓練
- 中西 典子
- (しつけインストラクター)
訓練の意味ー2
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今回は「脚側」=「人の横に付いて歩く」についてです。
なぜ「脚側」を教えるのか?
犬は群れで活動する動物です。群れでの生活をスムーズに行う為に、そこにはルールが存在します。
「脚側」の場合には、上下関係のルールと群れが移動する際のルールが適用されます。
仮に10頭の群れが存在したとして、第1位から第10位までの縦社会が、上下関係のルールによって存在します。同列は存在しません。
群れが移動するルールでは、第1位から第10位を最後に順番に並んで移動します。決して上位の犬を抜かさないように集中します。
以上の理由から「脚側」は「上下関係を明確にする」「集中力を高める」為に行います。
犬は自分よりも下位だと判断した人の言うことは、絶対に聞きませんし集中しません。ですから、しつけを行う前に「あなたは私よりも下ですよ。」と教える必要がある訳です。
人間の子供も、先生や親の言うことに集中せずに、別の事を考えていたら、右耳から左耳に抜けちゃいます。
散歩のとき楽だから(確かに楽ですが・・・)と言う理由ではないんです。
このコラムの執筆専門家
- 小川 真也
- (東京都 / しつけインストラクター)
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
小型犬から超大型犬、パピーから成犬まで対応しています。
「楽しい愛犬とのライフスタイルを、飼い主さんと一緒に構築していく」をモットーに活動しています。犬の個々の性格に合わせた訓練法で、飼い主さんと愛犬とが理想の関係に近づけるように訓練し、アドバイスさせて頂きます。
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