- 千田 純子
- ペット行動コンサルタントSENDA
- 千葉県
- 獣医
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080-4002-8745
対象:ペットのしつけ・訓練
- 中西 典子
- (しつけインストラクター)
主従関係と信頼関係
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主従関係とは、強いもの、中心となるものに対して、他のものが付き従うということ。
信頼関係とは、相手を高く評価して、全てを任せられるという気持ちをお互いに持てる間柄
あなたは犬との関係を主従関係と信頼関係のどちらの関係を望みますか?
主従関係の場合は、当然、飼い主が主になるのでしょう。でも、主になるには、犬よりも常に強い存在である事を求められます。
信頼関係のばあいは、お互い信頼し合うということと、犬からあなたになら全てを任せられるという気持ちになってもらうだけの信頼できる飼い主になる必要があります。
警察犬のような作業犬の場合は、上下関係が必要かもしれませんが、家庭犬の場合は、上下関係というよりも信頼関係が適しているのではないでしょうか?
家に帰ってきても、自分は強くならなければならない、相手を服従させなくてはならないと緊張し続けることは難しいものです。家庭の中でリラックスして、心を許しても、失敗しても許しあえる信頼関係が家庭犬のしつけに使われる関係性ではないでしょうか?
このコラムの執筆専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
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