- 小川 真也
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
- 東京都
- しつけインストラクター
-
090-8331-9174
対象:ペットのしつけ・訓練
- 中西 典子
- (しつけインストラクター)
和犬のしつけ
-
特に「和犬が得意」と言うようなことはないのですが、
ご縁があって柴犬や秋田犬を数多く担当させて頂きました。
その中で、成犬になってから噛むようになってしまった、
と言うご相談が比較的多くあります。
お話を詳しくお伺いしますと、「これが原因ではないか」と
思われる事が幾つかあります。
1・力で抑えつけようとしていた。
2・怖がらせるような事をしていた。
3・関係性を築いていなかった。
1は、「上に立たなければ」と言う気持ちが強すぎて、
支配者のような立場に立ってしまった状態です。
リーダーになった方が良いとは思いますが、
リーダーとは支配者ではなく、導く者であるべきです。
力で抑えるのは、ある意味「支配者になる方法」を教えている
のと同じなので、逆に飼い主さんを力で支配するように
噛むようになるのだと思います。
2は、「こうすれば大人しくなる」と言う方法が、怖がらせながら
大人しくさせるもので、大人しく「見える」だけ、と言う状態です。
これは、仔犬の頃なら怖がるだけですが、成犬に近づくにつれ、
「嫌なものは嫌だ」と主張し始めるので、「嫌だ!」と言う時に
噛むのでしょう。
3は、犬との接し方を知らなかった、可愛がり方を知らなかった、
と言う状態です。
洋犬なら自分から「可愛がってもらおう」みたいに「遊んでアピール」が
強いですが、
和犬はあまり自分から遊んでアピールする犬は少ない印象です。
なので、飼い主さんの方から関係性を築くようにしなければ、
嫌な事があったら即噛むようになるのだと思います。
和犬だからと「厳しくしなければ」みたいに気負う方が多いように
思いますが、正しい接し方、正しい関係性の築き方を気軽に楽しく
実践すれば、噛まれる事はないと思います。
このコラムの執筆専門家
- 小川 真也
- (東京都 / しつけインストラクター)
- ワタナベ・ドッグ・トレーニング
小型犬から超大型犬、パピーから成犬まで対応しています。
「楽しい愛犬とのライフスタイルを、飼い主さんと一緒に構築していく」をモットーに活動しています。犬の個々の性格に合わせた訓練法で、飼い主さんと愛犬とが理想の関係に近づけるように訓練し、アドバイスさせて頂きます。
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