つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)どちらがいい? - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

株式会社FPソリューション 
東京都
ファイナンシャルプランナー
03-3523-2855
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月30日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

つみたてNISAとiDeCo(個人型確定拠出年金)どちらがいい?

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. お金と資産の運用全般

低金利が続く今、郵便局や銀行の預金ではまったくお金が増えない状況です。そんな中、価格変動リスクや為替リスクをとっても運用して増やそうとする人が増えているように感じます。そして、つみたてNISAとiDeCoどちらがいいのかという相談をよく受けます。どちらも税制優遇がある商品です。主な違いとしては、つみたてNISAは途中お金が必要になった時に売却して使えますが、iDeCoは原則60歳まで資産の引き出しができません。また、つみたてNISAは所得控除ができませんが、iDeCoは毎月の積立金を全額所得控除できます。例えば、毎月2万円の積み立てをした場合に、年収にもよりますが所得税10%、住民税10%とすると所得税24,000円、住民税24,000円の合計48,000円の税金の還付を受けられます。単純に年間24万円拠出して4.8万円還付なので20%の利回りになります(運用が悪く、目減りしないと仮定した場合)。よって、60歳まで資金を引き出すことがないと想定するのであればiDeCOのほうが明らかにいいでしょう。ただし、どちらを選ぶにしても投資信託を始めるのであれば経済情勢を毎日確認して投資先はどうなのかをチェックしましょう。

 

つみたてNISA

iDeCo(個人型確定拠出年金)

非課税保有期間

最大20年間

原則60歳まで

税制優遇

運用益に対して非課税

運用中は運用益に対して非課税、および掛金が所得控除できる。給付時は年金として受給した場合には公的年金等控除、一時金として受給した場合には退職所得控除が使える。

掛金(投資額)

年間非課税枠40万円

加入資格により異なる※

運用商品

投資信託

投資信託、元本確保商品

資金の引き出し

いつでも可

原則60歳まで不可

※第一号被保険者月額6.8万円(国民年金基金等との合算)、第2号被保険者で会社に企業年金がない会社員月額2.3万円、企業DCに加入している会社員月額2.0万円、DBと企業型DCに加入しているかDBに加入している会社員、公務員等は月額1.2万円、第3号被保険者月額2.3万円

≪参照≫

NISAとは? : 金融庁 (fsa.go.jp)

 

iDeCo公式サイト|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】 (ideco-koushiki.jp)

 

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / ファイナンシャルプランナー)
株式会社FPソリューション 

住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します

「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。

03-3523-2855
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

このコラムに類似したコラム

【講師】講演会ご報告@23年3月15日 大泉 稔 - 研究員(2023/04/02 12:23)

老後資金の準備、iDeCoとNISA、個人年金保険どれがいい? 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2021/04/26 18:03)

「いよいよスタート!新NISA徹底活用セミナー」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2023/12/07 18:52)

「今から準備!新NISA徹底活用セミナー 受付開始!」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2023/10/27 10:36)

「考えてみよう!“iDeCo”の活用法」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2023/07/20 17:25)