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柴垣 和哉
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閲覧数順 2024年04月17日更新

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老後資金の準備、iDeCoとNISA、個人年金保険どれがいい?

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   最近、よく老後資金を貯めるのにiDeCo(個人型確定拠出年金)、つみたてNISA、個人年金保険どれがいいかという質問をよく受けます。投資に興味がない、または経済について興味がない人にはiDeCo、NISAは基本的にはお薦めできません。個人年金保険についても円建ての商品の場合には、今の低い金利が長期間にわたって固定されてしまい、インフレリスクを抱えることになるためにお薦めできません。老後の積立てと考えるのであれば外貨建て個人年金保険になってきます。ただ、為替リスクは伴います。NISAについては利益が出て初めてメリットがでてきます。利益が出ないのであれば、何もメリットがありません。iDeCoは毎月の掛金が全額所得控除にはなりますが、途中お金が必要になっても解約して使うことができません。NISAは途中売却してその売却金額を使うことができます。ただ、途中使ってしまっては老後の資金準備にはならないので、老後資金準備として考えるとiDeCOのほうが向いています。投資や経済情勢に興味があり、老後までは貯めたお金を使わなくてもいいという人はiDeCOがいいでしょう。もしかしたら、途中で使うかもしれないと考える人はつみたてNISAが向いています。投資、経済について全く興味がないが普通預金よりも利息を付けたいと考えている人は、外貨建て個人年金保険がいいでしょう。

iDeCoとは

掛金を毎月入れて、自分で運用する年金制度です。60歳以降に老齢給付金を受け取ることができます。掛金、運用益、給付金受取時に税制上の優遇措置が講じられており、税制上のメリットがあります。加入できる人は、自営業者、厚生年金の被保険者、専業主婦(夫)、企業型確定拠出年金に加入している人で企業年金規約に同時加入できる旨を定めている企業の従業員になります。受取額は拠出した掛金の合計額と運用成績により異なってきます。運用先は定期預金、保険商品、投資信託になります。

 

つみたてNISAとは

少額からできる積立商品です。購入金額は年間40万円までであり、非課税期間は20年間です。運用先は投資信託から選びます。

 

外貨建て個人年金保険とは

米ドルなどの外貨でお金を貯めていきます。為替リスクはありますが、年金保険料控除が使えるメリットがあります。年金をもらうときに為替を考慮して外貨から円に換える方法の検討が必要になってきます。

 

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