夏本番で30度を超える日が続いてますが、この時期いちばん大変なのは人工透析患者さん達です。
透析患者さんが水分や塩分を摂り過ぎてしまうと、心臓・腎臓への負担がかかり腎不全の悪化や心不全、肺うっ血などを起こすリスクが高くなるので、水分補給の工夫が重要です。
住環境としては熱中症・脱水にならないよう温度・湿度管理がポイントになり、部屋の断熱性能を上げることがQOLに繋がります。
また、停電時のエアコン停止は命にも関わるので、蓄電池などの予備電源を確保したいものです。
今後は、在宅による人工透析患者さんも増えると思いますが、住宅におけるポイントは
- 工事のための事前確認事項
- 水道水を使用しているか。
- 排水は下水道か。
- 装置用の電気容量(20A)の増設はできるか。
- 装置の重量150kgに床が耐えられるか。
- 装置(1~2畳)及び、物品置場(2~3畳)程度のスペースがあるか。
が挙げられます。
介護福祉建築家として、感染症に対するリスクにも対応できるようなサポートが出来ればと思っていますv
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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