カナダ高校留学-SNSコメントで退学

カナダの私立高校、St. George’s Schoolで数名の生徒が退学または謹慎処分となったそうです。　（CBC)

SNSで目に余るひどいレベルの人種差別攻撃を繰り返したことが理由です。

レベル、規模も千差万別のカナダの私立高校にも、中国人留学生の波が押し寄せており、おそらくそれへの不満などからの人種攻撃があったかも知れません。

未成年が起こしたことですので、SNSでの誹謗中傷の内容は公開されていません。

バンクーバー警察は事態を重く見ており、不適切な人種攻撃メッセージがあるグループの生徒間でやりとりされたことを捜査中。

捜査終了までにはかなりの時間を要する、重要事態であると述べています。

BC州教育省も、この事件に関し学校への調査を開始しています。

現実、BC州のみならず、また都会のみならず、どこに行っても留学生の数の大幅な増加が見られるカナダです。

中国人・インド人また最近では東南アジアからの留学生獲得に大きな焦点をあてているカナダの高校では、留学生の増加のため、地元生徒が学校に入れない、授業が取れない、などの大きな軋轢が生じています。

地元民が留学生を見る目も必ずしも好意的ではないことも厳しい現実です。

もちろん、日本人高校留学生も例外なく数が増えています。

「カナダ高校留学の実態」eBookでも述べているような現状を隠したエージェントの勧誘に乗せられてたくさんやって来てしまいます。

受入れ学区も本当のことは言いません。

そんな網にかかってカナダにやって来た日本人高校生には、厳しい日々が待っていることをご存知でしょうか。

特に最近になり、強制帰国、強制的にステイ先退去、転校を強制されるなど、日本人留学生への風当たりの強さも多くなったと感じています。

人種に関する嫌がらせは、この学校だけでなくカナダ中で見られることだと考えます。

日本からの留学生には、それに対抗する押しの強さも、言語能力も不足していることがほとんどですので、表面に出ないまま泣き寝入りになることが多いですね。

高校留学を考えている親子の皆さん、すでにカナダの高校にいる日本人高校生のみなさん。

守ってくれる大人のいない高校留学では、ある日突然とんでもないことが起こりかねない現状をよく認識しておいて下さい。

自分を守ることを忘れずに。

ご相談、SOSはこちらまで。

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