20年×10回の点検・補修
単に長く住めるだけでなく快適に長く住めるようにするためには、構造躯体のスケルトンと''設備・内装のインフィル''に分けて考える必要があります。
長寿命住宅のイメージとして
スケルトン
・耐久性
適切な維持管理の下で5-6世代にわたって使用可能(性能表示劣化対策等級3以上)
・耐震性
数百年に1回程度の極めて稀に発生する地震による力の1.5倍の力に対して、構造躯体が倒壊・崩壊しない程度(性能表示耐震等級3以上)
・点検・メンテナンス
20年ごとの点検とメンテナンス・記録・保存
インフィル
・居住性
20年ごとの更新(各部品による更新)
※住宅生産団体連合会「住宅の長寿命化(200年持たせる住宅)を実現させるための提言」より抜粋
これから住宅を建てられる方は、「家歴書」を作成されることをオススメいたします。
「家歴書」の発祥であるイギリスの項目を次回ご紹介いたします。(2/14予定)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
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