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閲覧数順 2023年02月04日更新

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2020年6月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。5月22日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。

 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、4月28日に公表した最新の政策委員の見通しでは物価上昇率が20年度は-0.8~-0.4%、21年度は0.0~+0.7%、22年度は+0.4~+1.0%となっており、2%の物価上昇率達成にはまだ時間がかかりそうです。(1月時点に比べて、全年度が下方修正)

 次に長期固定金利です。6月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比横ばいの年1.75%となっています。長期金利が横ばい推移したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利の指標となる長期金利もほぼ横ばいの展開となりそうです。

 日銀の無制限国債買い入れはインパクトがありましたが、一方で経済対策に伴う国債増発観測で、市場は中立を保たざるを得ない状況です。

 日銀としては長期金利がマイナス圏で推移していればよく、さらなる長期金利の低下はマイナス金利の副作用を招くとして、望んでいないようです。

 従って、長期金利は現在の状況で推移すると考えられることから、来月の全期間固定金利は横ばいとなる見込みです。なお、フラット35の金利は月初の第1営業日にあたる、1日正午に発表の予定です。


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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