どう受け止めるのか

先日、知り合いの方から、

「占星術を習い始めたから、パソコンでデータを出してあげる。統計学なので、当たっているかどうか教えて。」

と言われました。データを元に解説していただいたのですが、それを見て気づいたのは、出生地が現在住んでいるところとは違うので、根拠となるデータが間違っているということでした。

どんな占いにしても、

当たっているか当たっていないかを検証するのは、意味のないことだと思います。間違った情報だったとしても、占いがよく当たると信じてしまう人は、言われた通りに行動すれば、良い結果が得られるに違いないと心のどこかで思っていて、無意識に言われたように行動してしまうから、当たったように感じるのです。

投資に対しても、同じことがあてはまります。「この案件は絶対に将来有望です。きっとお客様も満足していただけます。」と勧められ、じっくり業績を検討して購入した案件でも、なぜか突然大暴落しました。先方からお詫びのお手紙が来ました。想定外のことはいつも起こります。

毎日いろんな出来事が起こった時、

「このことは、きっとこれからいいことが起こる前触れに違いない。」とか「この経験は将来生きていくうえで、絶対に役に立つ。」とポジティブに捉えるのか、「また失敗した。うまくいかなかった。なんてついていないんだ。もう誰の言うことも信じられない。」とネガティブに捉えるのかで、受け取る結果が変わります。起こった出来事自体に良い、悪いはないのです。自分の思った通りの結果を受け取っているだけのです。

このことに気付くと、

心の持ち方に気を付けることができます。ポジティブすぎると、あれもこれもやりたい！時間もお金も足りない！ということになってしまい、どれも中途半端になってしまいかねません。ネガティブすぎると、うつになって何も行動できなくなってしまいます。どちらか一方が抑圧されることは望ましくありません。バランスをとることが最も大切なのです。

上津原マネークリニックでは

ライフプランを立てるにあたり、お金の使い方だけではなく、心の使い方も一緒に考えていきます。悩んだ時には、上津原マネークリニックに相談に来られてみませんか？