- 小澤 康宏
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
今回は、パートナーとの取極め交渉を行う際に、重要なポイントとなる価格について考えていきたいと思い、「見積価格の検証」と題して解説致します。
下請け業者から、普段見積り依頼する場合、その見積価格が適正化どうか評価する基準はどうなっているでしょうか。例えば、次のような評価があります。「過去の見積価格と比較する」相見積り取り価格比較する」しかし、これらの評価ではあくまで下請け業者の見積書が前提となっています。さらに、酷い例では、一社からの見積書で価格決定している企業も存在しています。
原因は、下請け業者の数が少ないと言いますが、競争環境をつくることはありません。これは、交渉事を「なあなあ」で処理したい、或いは争い事は避けたいという心理が働いています。つまり、下請け業者は、囲い込んで発注するや上手く使うしかないといった諦めの雰囲気があります。では、どうすればよいのか、次回で解決策を探ってみたいと思います。
キーワードは、「価格決定の基準」です。
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