私が店長として、最初に部下を持った時
仕事の指示と 行動させるための説得だけで人を動かしてきた。
確かに、部下は動くし仕事は進みました。しかし、
私が指示を出さなければ、何も始まらない・・・
私がいなければ、何も進まない・・・
だから、私が頑張らるしかないと その頃の私は考えていた。
それが上司だと・・・
でもある時、私自身が疲れてきました・・・
『なぜ 部下たちは自分で考えて動かないのか?』
その答えを手に入れたのは、私自身 ベテランと言われる店長になった頃、
その答えに確信が持てました! それは
『人は、説得ではなく 納得で動く!』
ベテランの店長になっていた頃 私自身答えがあっても必ず部下に聞いていました。
『なぁ 〇〇君 今月の人材育成計画やけど どうしたらいいと思う?』
『〇〇さん この時間のピークもっと早く捌けるようにするのに どうしたらいいと思う?』
『〇〇マネージャー この機械のメンテナンスシステムはどうすればいい?』
店長は、常にスタッフに質問をする。
スタッフは、その質問に対して考え 答える。
もし、答えが不十分だったりまだ、考える余地があれば、更に部下に質問する
このようなやり取りで、部下自身が考え、その答えに納得していく!
部下に考えさせ、自分で納得して行動させる!
このやり取りの最後は、
『じゃあ、この仕事は、そのやり方であなたにお願いしてもいいですか?』と
部下は、自分で答え納得しているので 積極的に自分で動いてくれました。
部下に質問する時の注意点は、否定しない!
部下は、部下のレベルで答えを出しています。上司の求めるレベルに
最初から答えを出せないのです。それを理解して質問していくことが大切です。
弊社のコーチングや研修ではこのようなポイントをお伝えしています。
『あなたの部下は、納得して動いていますか?』
ありがとうございます。
感謝
このコラムの執筆専門家
- 丸本 敏久
- (滋賀県 / 心理カウンセラー)
- 株式会社メンタル・パワー・サポート 代表
元マクドナルド店長の 心理カウンセラー
マクドナルドの現場で 様々なお客様 スタッフと対応組織をまとめ 育て 成長させていくノウハウだけでなく、カウンセラーとしての知識経験が更に人を成長させる!プライベートでも 仕事でも人に関わることのご相談や現場対応を行っております。
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