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留学のエージェント選び

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留学する際のエージェント見極め方法についてご相談をいただきました。

 

■問合せの内容

現在大学生の娘が日本の大学をやめ留学を希望しています。 親として心配で留学斡旋業者の良し悪しをどう判断して良いか悩んでいます。見極めのポイントはありますでしょうか?

 

 

限られた情報を見極め、しかも英語での情報を精査し、問い合わせも英語で行い、すべて自分で行う留学は極めて難しいものだと感じます。

そのための仲介を行うサービスが留学エージェントと言われる会社や人たちです。

サービスを売るための宣伝文句も様々、費用も様々、一体何を基準にして選べばいいのか困ると思います。

お役に立つかもしれませんので、少し具体的に掘り下げてみましょう。

 

1.「留学エージェント」は仲介することにより「留学生」そして「受け入れ校」からサービス料を受け取ることで利益をあげます。

 

「受け入れ校」側は留学生獲得への競争が激しいので、うまくエージェントを取り込み、他より率のいいリベート出して留学生を囲いこもうとします。

 

「エージェント」側が勧めるのは、リベート、つまり利益率の高い学校です

必ずしも、留学生個人に適した学校を勧めるのではないことを認識しておくことが必要ですね。

 

2.「ひとり送っていくら儲かる」のが留学エージェントの仕事ですので、留学相談では、マイナス要因はほとんど口にしません。

 

バラ色の夢を描いて送り出すと儲かる仕事です。

留学生の将来、例えば10年後、などに思いをはせて相談に乗ることはまずありませんので、注意が必要です。

 

3.エージェントに払い込む費用の詳細によく注意して下さい。

 

すべての費用(学費・滞在費など)を合算してある場合は、要注意です。

恐らくこっそりなんらかのプラスを入れてあると思います。

それがリベートにプラスする利益となります。

 

経費の明細がわかりやすく、別々に示されている場合は、少し安心です。

その場合「サポート費」と称し、別途必要な経費も明細に含まれていることが多いです。

ただ、「サポート費」(具体的な内容も含めて)を前面に出すエージェントは多くはありません。

「サポートしてくれてない!」という留学生や親の苦情を防ぐためです。

 

実は留学するには能力的にも精神的にも稚すぎる日本人が多すぎるのが現実です。

其れが理由で何かもトラブルが起こった場合、親はまずエージェントに責任を押し付ける傾向が強いです。

 

それに嫌気が指しているエージェントは非常に多いと思いますので、なるべく自分たちに責任が及ばない料金設定をしています。

 

「サポート費」など徴収しなくても、おいしい率のリベートが落ちて来ますので、薄利多売、どんどん送ってたくさんリベート稼ごう!ビジネスモデルがエージェントには一般的です。

 

3.高校留学には必ず、何らかのサポートが必要ですが、大学留学に関しては異なります。

 

英語圏の大学に入学し、授業についていく能力があり、卒業のDegree を目指す方の場合、まずは大学と直接やり取りすることをお勧めします。

 

大学のコース内容、留学生の入学基準、基準に満たない場合(例:TOEFLが低すぎるとか)の準備方法、授業料、滞在方法、など、留学生を受け入れている大学ならば積極的に答えてくれます。

International Student Program という部門を持っているところも多いですので、そこと直接やりとりすれば、手続きはスムーズに行えます。

 

そのやりとりが難しいのであれば、大学留学はおそらくかなり無謀な計画だと感じます。

正式に英語圏の大学に入学し、学位を目指す留学ならば、エージェントには頼らずに自分で準備を進める能力が必須です。

 

4.あれ?エージェントのホームページでは「大学留学」も書いてあるのに?

 

大学正式留学にはかなり高いアカデミック能力と英語運用能力が必要です。

例えばTOEFLのレベルは、日本で普通に勉強して来た人にとっては不可能に近い高い点数が必要です。

 

それにも関わらず、流行りか憧れか、英語圏の大学に留学したいという日本人は多いです。

その人たちはエージェントにとっては絶好の商品となります。

 

正式な大学には入れませんので、「準備」と称し語学学校系のESL(外国人のための英語のコース)を勧めます。

語学学校、ESL学校も競争が激しく、リベートを釣り上げ競争をし、高い授業料を喜んで払ってくれる留学生をよだれをこぼして待っています。

エージェントも、リベート目指して大学留学を呼びこみます。

 

海を渡ったはいいが、結局ESLだけで帰って来た日本人はわんさかいると思います。

もともとの英語力、アカデミック力が低いと、まず大学の門にはたどり着けません。

が、そこまではエージェントの仕事ではありませんので、「英語圏の大学がいかに難関か」などは話してくれない場合はまずほとんどです。

 

_________________ 

 

将来、後悔しない大学留学を目指していらっしゃるのなら、まずは自分から希望大学へコンタクトを取ってみることですね。

全く文化も言葉も、教育制度も異なる国での大学生活は、苦労の連続です。

その苦労を乗り越える逞しさの準備のためにも、自分から行動することをお勧め致します。

 

大学の情報集めも英語でいっぱい読んで、自分で調べてみることです。

その程度の英語が理解出来ないようでは、大学留学はかなり非現実的だと思います。

 

自信を持って行動を始めるようお伝え下さい。


Good luck!


 

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