- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
さて、今回の金融恐慌の影響はヨーロッパの国々にも広がっています。
アイスランドにおいては、政府の管理下に入った最大手銀行カウプシング銀行の発行した円建て外債(いわゆるサムライ債)が、デフォルト(債務不履行)状態になったと発表がありました。
債券は、2006年10月に発行されたもので、発行額は500億円です。
今回は、この債券の利払いが行われなかったとのことです。
購入しているのは、ほとんどが日本の企業や機関投資家が中心でした。
金融立国を目指し自国のGDPの3倍近い資金を扱っていたアイスランドの主要銀行ですが、今回の金融危機に際し、GDPを超える資金を自国で保証することはできず、IMFから緊急融資を受けることとなっています。
「安い調達金利」のため、日本においてサムライ債を発行する金融機関は多かったわけですが、このような状況から、今後は発行の延期が続きそうな気配です。
そういえば、シティグループのサムライ債発行延期もブログでお伝えしましたね。。
一方、日本国内においては、債券に頼らず、これから株式投資を始めようという人が多くなっています。
証券会社の発表によると、このところの株安で、新たに口座開設の申し込みが増えているのだとか。
実際にマーケットにおいても、個人投資家は5週連続買い越しとなっています。
特徴としては、「現金買い」が多く、全体の8割を占めています。
日本の個人投資家も、バブル以降、度重なる試練を乗り越えてきただけに、「下げ局面」にきちんと対峙し、明らかに「割安」な場面では、買いを入れる行動を取っているようですね。
相場は、常に“冷静に!”が基本ですので、個人的には良い傾向ではないかと思います。
さて、本日メルマガの発行日です。
今回は、“次の一手”について、書いてみました。
宜しければ、ご覧ください。
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
では、明日から11月、良い週末をお過ごしください。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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