- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:お金と資産の運用
さてさて、マーケットの動揺は、まだまだ収まりそうもありません。
ついに、日経平均は7600円台となり、バブル崩壊後の最安値に近付いてきました。
ただ、人間には「慣れ」があるようです。
前回のときは、「まさか1万円は割れないのでは!?」と思っていた投資家も多く、あれよあれよと8000円を割り込んだ時のショックは相当だったと思います。
それに比べ、もちろんショックはあると思いますが、「またか」という諦め感と経験から、今回の下げは比較的冷静に受け止めている人が多いように感じます。
特に、今回は日本の株式だけでなく、「世界的全面大暴落」ですから、他との比較の中で、「しょうがない」といった雰囲気なのでしょう。
まさに、人間の心理です。
一方、為替は「円」の一人勝ち!?状態です。
特に、ユーロに対しては一本調子で円高になっています。
しかし、これは「日本」が魅力的だからではないのが残念ですね。
買われた円は、株式市場に向かうことなく、深く預金へと入り込んでいます。
今の“マネー”の潮流は、
「世界中の株などから、一斉に円建ての預金に流出している」
といっても過言でない動きとなっています。
そう買われている(増加している)のは、「円」と「預貯金」なのです。
さて、ではこの後何が起こるのか!?
それを考えれば、次に打つ手はおのずと見えてきます。
歴史や過ぎた時間は元には戻りません。
これから、起こる変化に、“冷静に”どう対処しておくかが重要です。
特に、中長期的な視点で行う資産運用においては、今は重要な時期といえます。
慌てる必要はありません。
少し「長考」してでも、しっかり“次の一手”を打っておきたいですね。
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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