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コンパクトデジカメは、電源を入れると「最も広角側でスタンバイ」となるモデルが多い。
ある程度画角を狭め望遠側を使いたい場合、ズームレバーやボタンを操作し画角を変えているはずだ。
しかし、ズームレバーを操作するより自分の腕を前に出すだけで寄ることができるため、その最も広角位置のままカメラごと寄ってしまうケースも多いように思う。
その結果、手前側だけが強調された「鼻デカ犬風写真」になる。
この「モノの形状」に対する意識を持ちましょうね。という点が大切なポイントであったわけだが、これを習うと「今度は広角側を使わなくなる」といった弊害を発症する人が出てくる。
広角は、形状の正確さを求めるのではなくそのダイナミックさを表現するために使うもの。
レンズ焦点距離が持つ特性を、撮りたい絵に合わせて操作することが楽しみであり懐の深さであるはず。
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「広角レンズのダイナミックさを楽しむ」http://and-em.com/blog/index.php?no=r4164
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