2014年主要通貨の対円レート年間推移 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月15日更新

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2014年主要通貨の対円レート年間推移

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2015年が始まりすでに9日経ちました。円ドルレートは昨年末に比べ円高になっています。でも、2014年年初と比べるとまだまだ円安のレベルです。
主要な通貨に対する円価格の推移をご紹介します。対象は米国ドル、ユーロ、英国ポンド、スイスフラン、オーストラリアドルの5通貨です。

下図1は、ユーロ(黄色)、ポンド(ブルー)、米ドル(紫色)の2013年1月3日から12月30日の推移です。1月に若干の円高に触れた者のその後は、9月までは、凪ぎのような状態でした。動いたのは1月31日の日銀黒田総裁談話からです。ただ、各通貨に対して円安度は異なり、米ドルに対しては円は15%減価、ユーロに対しては10%弱の減価で、ポンドに対しては2%でした。本年年初では、通貨ごとの強さは変わらず、円高に差が出ています。

150103米ドルユーロポンド

下図はスイスフラン(黄色)、豪ドル(ブルー)の動きです。豪ドルは2014年、5通貨の中では最も円に対して強かったのですが、資源国通貨として12月には円高に振れています。
スイスフランは、2014年10月まで動きは無い状態でしたが、10月31日以降世界最強の通貨として、円に対してスイスフラン高となっています。

150103スイスフラン豪ドル


株や債券との関係から考えると、この円安状況は行き過ぎではないかと思われます。1米ドル100円が、ちょうど良い加減といわれています。このまま、円安が続けば、ドル換算での日本株の価値が減価し、資金の流入から流出への変化が懸念されます。円安に頼った「見かけの景気刺激策」よりも、TPPをはじめとする規制破壊による成長戦略に期待しています。それが出来なければ、年央にも株価の下落が予測されます。

FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
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【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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