- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
エアバックのタカタ、大変な事になっていますね。
本質的には「エアバックの欠陥」これにあったのは間違いありません。
これは動かしようのない事実でしょう。
ただその問題を「大きくしてしまった」要因は別にあるような気がしてなりません。
本日はそのことについてお話しできたらと思います。
タカタ問題が起きた原因の1つはなにか?
これはあくまで私見や推測も多分に含まれていますので、一つの「意見」としてとらえてください。
私はこの問題の背景には「コミュニケーション」があると思います。
そのコミュニケーション問題は大きく分けると2つあると思います。
まずは部品の欠陥が出た場合の、社内コミュニケーションのまずさがあるのではないでしょうか?
・国外 ⇔ 国内
・工場 ⇔ 本社
・現場 ⇔ 本社
・部下 ⇔ 上司
・営業 ⇔ 工場
など伝達経路とその内容に問題があったと推測できます。
そのことで、重大さが社内でうまく認識されず、ここまで傷口が広がってしまったように思います。
次に社外へのコミュニケーションです。
・お客様 ⇔ タカタ
・取引先 ⇔ タカタ
・国や行政 ⇔ タカタ
などです。
これに関しては様々なメディアでも報じられている通りです。
では何がまずかったのか?
ポイントを一つに絞るとどこがまずかったのでしょうか?
ホウレンソウのまずさ
ポイントを一つに絞ると、この一点だけだと思います。
いまさら言うまでもないかもしれませんが、
・「ホウ」 ⇒ 報告の「ホウ」
・「レン」 ⇒ 連絡の「レン」
・「ソウ」 ⇒ 相談の「ソウ」
ですね。
このホウレンソウができてなかったことに原因の一つがあるのではないでしょうか?
問題が小さいうちであれば、なんともなかったものがホウレンソウがなかったために放置され、取り返しのつかないことになる。
社内では把握してたものの、社外へのホウレンソウを怠ったために、より大きなものとなってしまう。
この問題の背景にはこういったこともあるのではないでしょうか?
これは我々の仕事やプライベートでも一緒ですね。
ホウレンソウを怠ったがために、大きくなってしまう問題は多くありませんか?
上司への相談、部下への報告、妻への連絡、友人への報告など…、怠ったがために起こる問題、数多くありますよね。
ホウレンソウをきちんとするためのポイントには、「アウトプットの結果を怖がらないこと」がポイントです。
もしそういった勇気が出ない方は、是非お気軽にご相談ください。
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