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黒木 昭洋
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意思決定の最適なタイミングとは?

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消費再増税先送りなら…財政目標達成に黄信号 

見込み税収1.5兆円減 大胆な歳出削減カギ 


解散総選挙が決まりましたね。

その最大の争点の一つが、「消費増税」と言われています。

私はこの総選挙は「消費増税という意思決定を先送りにした」そんな側面でとらえています。

(もちろんさまざまな意見があることは承知です)


今回はその「意思決定」について考えてみたいと思います。


そもそも「意思決定」とは何か?

「ある目標を達成するために,複数の選択可能な代替的手段の中から最適なものを選ぶこと。」

Webilo辞書から引用すると、こんな説明があります。


目標達成のための手段のうち、最適と思われることの選択のことですね。

冒頭の「消費増税」に話を戻すと、その「目的」とは何でしょうか?


これは社会保障財源の安定化といわれています。

もう少し広い意味で取れると「財政再建」「財政健全化」なんて目的もあるのではないかと考えています。


ではその手段としてはどんな方法があるのでしょうか?

これも極論するとシンプルだと思います。


歳入を増やすこと、そして支出を減らすこと、この二点だと思います。

消費増税は、全社になりますね。


ですので「消費増税の先送り」とは「財政安定化をするための打ち手の一つを選択することを先送りにした」という意思決定になると思います。


意思決定を先送りにするのは良いことか?

ではこれはどうでしょうか?

今回の消費増税の先送りには、「景気が上向きではないのではないか?」という判断が働いてのことと理解しています。

また拙速に判断することがどうなのかという批判もあるでしょう。


それを踏まえたうえでも、私は意思決定を先送りすることはよくないことだと思います。

理由は2つあります。


1.先のことはだれにもわからない。今より良くなるという保証はないから。

2.試行錯誤をするのであれば、早いほうがよいから

  (早めに失敗して、次の打ち手も早く打てるから)


特に後者です。

先の見えない時代です。

未来を正確に予測できる人も、そもそもいません。


ですので、意思決定を早く行い、試行錯誤をしながら少しでも正解のほうに向かう、そんな心構えがリーダーには必要でしょう。

充分に熟慮をしたのち、決定は素早く。

相反するキャラクターを内包しているリーダーが、良いリーダーといえるのではないでしょうか。


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