
- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
先日こんな記事を読みました。
変革を起こすことのできるリーダーとはどんな行動を取っているのかということに関するヒントがある記事でした。
本日はその紹介をしたいと思います。
大きなビジョンを提示すれば変革が進むわけではない
リーダーの大事な役割として、組織の目的を決める、ビジョンを提示する、こんなことがあると思います。
その組織の目的を決められるのはリーダーだけです。
確かに大事な役割でしょう。
でもそれだけで、組織は動くのでしょうか?変革は動くのでしょうか?
答えは{No」ですね。
ではリーダーはそこにどう係わればいいのでしょうか?
この記事にはこうあります。少し長いですが引用させていただくとこうです。
「リーダーのなすべきこととはすでに述べたように変革をリードし、実現することです。変革実現のためには不透明な環境の中で真に取り組むべき課題を見つけ、組織全体の様々な部門の人々を動かし問題を解決することが必要です。
リーダーの日常はそのために使われます。端的に言うと「課題づくり」と「人脈づくり」に集約されるのです。本質的な課題を見極めるには情報の量と質が必要なのです。リーダーが日常的に人に会い話をするのは、様々な人から情報を集め、色々な立場や角度から取り組むべき課題を見つけるためなのです。
様々な人と会うことで、リーダーは変革や課題解決に必要な人脈、協力関係を築いているのです。この人脈づくりは、社内はもとより社外のサプライヤーや関係企業にも及びます。変革を行う際には、築き上げた人脈を活用し、繰り返し働きかけ組織全体を動かしてゆくのです。
リーダーたる人は普段から組織の中を縦横無尽に動き、情報を集め、人脈を形成し、変革に備えているのです。」
まとめるとこうですね。
1.組織や変革をリードするための課題を見つけること
2.その課題を乗り越えるために人を動かすこと
3.課題を乗り越えるための人脈を作り、活用すること
こうみると従来考えた「強いリーダー」とは違うリーダー像が見えてきませんか?
ここで言う「人脈」とは社内外に築くものですから、上司部下との人脈も含まれてくると思います。
皆さんは「奉仕型(支援型)リーダーシップ」「サーバントリーダーシップ」というリーダーシップの取り方を知っていますか?
支配型のリーダーシップとは逆で、相手の立場に立って導くリーダーシップスタイルです。
※サーバントリーダーシップはこちらに詳しいです。
まさにそのリーダーシップの取り方が、変革を起こすためには必要なのではないかと思います。
大きなビジョンの達成や変革は一人で起こすことは不可能です。
人脈をフル活用するために普段からの支援を惜しまない、そんなことが大きなビジョンの達成や変革のためには大切だと学びました。
今なら無料で相談が受けられます!
メールを利用しての無料お悩み相談を受付けております。
※月間先着で5名様までのサービスとさせて頂きます。
このコラムに類似したコラム
「決める」について考える 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2015/08/08 12:54)
ぴったり翻訳 星 和美 - パーソナルコーチ(2015/04/03 11:40)
キャリアについて考える 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2015/01/15 19:00)
人間の思考(人は60,000回/日考える) 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2014/11/20 19:00)
独裁と独断 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2014/11/18 19:00)