- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
今回は、日本と米国その他のREITの動きを紹介します。
期間は2013年9月30日から2014年7月31日です
下図は、東証リート指数(ブルー)とTOPIX(黄色)及び東証リートに連動するERT(紫色)の騰落推移です。13年後半はTOPIXが上昇し、東証リート指数は低迷を続けていましたが、本年4月からはREITが上昇を開始、そのあとを追うようにTOPIXが上昇しています。7月の段階では、東証リートは昨年9月に対して7%の上昇、TOPIXも同様レベルまで回復しています。
なお、東証リート指数に連動するETF(紫色)の動きが略指数の動きに近いことをご確認ください。
下図は、東証リート指数(黄色)と、(RWX) ダウ・ジョーンズ・グローバル(除く米国)セレクト・リアル・エステート・セキュリティーズ指数に連動するETF(ブルー)及び(RWR) ダウ・ジョーンズU.S.セレクトREIT指数の価格と利回りに連動するETF(紫)の動きです。
米国リートは本年2月から上昇、その後も勢いは止まらずに、7月末では当初に比べ15%弱まで上昇しています。
一方、日本の東証リート指数と米国外は4月から情報を開始し、現在では5%レベルまで値上がりしています。
このように、同じ不動産を対象としていても、 各国の値動きは異なります。私が国際分散投資をお勧めする理由が、このような現象によるものです。
気になる銘柄と、東証リート指数との動きを比較しました。
下図は、東証リート指数(黄色)と、ジャパンリアルエステート(ブルー)とアドバンスレジデンス投資法人(紫)の動きです。東証リートとの動きの違いが確認できるかと思います。最終的にはどちらも指数にかなわない時期があるのが分かります。
単一の銘柄を購入する際にリスクが理解できるのではないでしょうか。資金が多ければ、様々な銘柄に投資することで、リスクの抑制が出来ますが、もし少ない場合には、指数に連動するETFへの投資をお勧めします。
文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
FP+投資助言で人生設計から資産形成まで一貫してサポート
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で資産配分とポートフォリオ構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー
『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
このコラムに類似したコラム
ベンチマークとの比較と対応例について日本株とJ-REIT 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2015/04/16 16:37)
マイファンドレポート 2015年2月確報 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2015/03/06 14:40)
世界のREIT等の過去1年の騰落率推移 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2014/10/06 10:26)
日本と世界のREIT指数の動き(13年9月末~14年8月末) 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2014/09/10 17:03)
myfundレポート7月をアップしました、当月の収益率は-0.99%でした。 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2014/08/08 15:52)