日本と世界のREIT指数の動き(13年9月末~14年8月末) - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2025年01月15日更新

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日本と世界のREIT指数の動き(13年9月末~14年8月末)

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日本の投資家の皆様の関心が高い、REITについて、2013年9月30日~14年8月29日の動きを紹介します。

下図は、J-REITの指数である東証リート指数(黄色)と米国のリート指数に連動するETF
(RWR)(紫色)及び米国外のREITの指数に連動するETF(RWX)(ブルー)の動きです。グラフは9月30日を起点とした、騰落率を表します。
3指数ともに10月は上昇しましたが、11月から下落に転じ、から12月にはマイナス圏に入っていました。そこから上昇に転じたのは、米国のリートでほぼ一直線に上昇し、本年8月末には9月30日に対して17%まで上昇しています。
日本と米国外(含む日本)のREITは3月末から上昇に転じ、インタナショナルは4月中旬にプラス圏へ、日本のリートも5月にはプラスに入り。東証リート指数は8月末には約+9.0%まで上昇しています。米国の景気回復状況が確認できる軌跡です。

140829SP500とRWRとRWX

下図は、米国の株式のベンチマークとして機能しているS&P500(ブルー)と、米国のREITの指数に連動するETF(RWX)(黄色)及び東証リート指数に連動するETF(紫色)の動きです。
RWRは2月までは、S&P500に逆行していましたが、以降上昇に転じ、4月からはS&P500に沿うように上昇しています。一方、日本のREIT-ETFは5月から、プラス圏に浮上して8月末には10%高まできています。

140829REIT-ETFとRWRとRWX

下図は、東証リート指数(黄色)に対してJ-REITのジャパンリアルエステート(ブルー)及びアドバンスレジデンス投資法人(紫色)の動きです。アドバンスレジデンスは、東証リート指数を若干上回っていますが、ジャパンリアルエステートは全く良い処がありませんでした。

140829東証リート指数とリアルエステートアドバンスレジデンス

このように、不動産を対象としているREITへの投資も、日本だけでなく、米国と米国外に投資対象を分散する、国内でも、複数のREITに分散投資することで、リスクを抑制しながら、リターンを期待することが出来ます。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

FP+投資助言で人生設計から資産形成まで一貫してサポート
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で資産配分とポートフォリオ構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
日本証券アナリスト協会認定 プライマリー プライベート・バンカー

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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