心もお財布も幸せに! 第6号 常識は非常識 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

山中 伸枝
ワイズライフFPコンサルタント 
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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心もお財布も幸せに! 第6号 常識は非常識

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心もお財布も幸せになる!お金育ての極意
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。

 今回もお読みいただきまして、ありがとうございます!

 第5では、「良い預金・悪い預金」ということで、ネット銀行の
 金利が高い秘密についてお伝えしました。
 http://archive.mag2.com/0000262792/20080712094614000.html
 
 今回は「日本人のお金の常識は非常識」というお話をします。

 一つ目の非常識は、お金について貪欲にならないことが美徳 
 という意識です。どうですか、心あたりはありませんか?

 お金を増やすためにはどうしたらいいか?
 どんなスキルを磨くと収入が増えるのか?
 儲けのネタどこにあるのか?
 商売を成長させるためにはどうしたらいいのか?

 そんな話を真面目に、それも信用のおける人から聞いたことが
 ないのではありませんか?

 儲け話をする人は胡散臭い。お金のことばかり話をする人は、信用できない。

 心の中では、お金について真剣に頑張らないとヤバイ、って思っていながら
 なんとなく先延ばし・・・そんなことはありませんか?

 「将来お金が足りるかどうか心配」
 「そうよね〜、まっなんとかなるんじゃない?」

 なんて会話でお茶を濁しているのは、私からみれば人生を放棄したものと
 同じです。

 お金に対する知識にしても、お金を稼ぐ意欲にしても貪欲にならずに
 いても良かった時代は、もうはるか昔のこと。日本が高度成長において、
 国も会社もどんどん伸びていった頃のこと。

 そんな時は、個人がお金について考える必要はそもそもなかったんです。

 だって、真面目に学校を出て就職をすれば、年齢とともに給与もあがりました。
 結婚し子どもを持つと家族手当がつきました。
 郊外に家を立てると通勤手当が上がり、住宅手当も出ました。
 退職金でローンも完済できましたし、60歳から年金がもらえ、
 年をとってからの医療費負担は少ないから、病院を茶飲み友達との
 待ち合わせにしてもOKでした。

 でも今そんな生活どこにもないですね。

 だから、今の常識は、お金の知識に貪欲にならなければいけない!なのです。

 ここでいう貪欲とは、ただ単に儲け話を追いかけるということではありません。
 私たちの暮らしを支える経済について理解を深め、自分の人生に責任を
 もつということです。

 年金や退職金、医療費の公的保障などが昔とは比べようにないほど
 どんどん手薄になってきているから、私たち自身がもっと真剣に
 自分の人生を考えないといけない。

 つまり生活を支えるお金について、もっと積極的にかかわりを
 持たなければならない。

 これが今の常識ではないかな、と思います。


 非常識な昔の常識といえば、そうそう郵便局神話もそうですね。
 今だに熱い信望者がたくさんいらっしゃいますよ・・・

 でもこのお話はまた次回に!


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このコラムは無料メールマガジン「心もお財布も幸せになる!お金育ての極意」を転載したものです。
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