勝者は天を仰ぎ、敗者は・・・ 花盛りの筋肉(アブ)達へ。 - 毎日のつらさ - 専門家プロファイル

みかん
治療庵みかん 代表
東京都
人体調律師 ・ 鍼灸マッサージ師

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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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勝者は天を仰ぎ、敗者は・・・ 花盛りの筋肉(アブ)達へ。

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  1. 心と体・医療健康
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レースの勝者が手を広げて勝利を喜んでいるシーンを良く目にします。

あの瞬間、見ている自分達まで熱量が伝わってきて、

本当に興奮しますね!!!

あの瞬間を生で見たいと思うと、レース観戦!

その瞬間に同席したいと思うと、レース参加!

・・・となるんでしょうね。

 

さて、この手を大きく開いて勝利を祝うポーズ。

選手の様に胸を張り、手を広げてみて下さい。

掌が天を仰ぐようになるでしょう。

広げた際、どこかにつっかえている感じはありませんか?

 

もし無いのなら、

肩甲骨の間がスムーズに連結しているとても良い状態です。

 

今度は後方の人を抑える様にして動かして下さい。

掌は背後を、下の方を向くでしょう。

その際、肩の前方が引き攣ったり・ぎこちなくなったりしませんか?

 

どちらも、「肩関節の可動域」に関係しています

この場所のぎこちなさが少なくなれば成る程、身体・特に腕と身体との連絡がスムーズになり

腕や肘への負担の軽減が出来ますよ。

 

それがぎこちないと感じられたら、

少しその場所にある筋肉(アブ)達が暇をもてあましているかもしれません。

他が忙しく動いているのに、折角良い筋肉達がまどろみすぎているかもしれません。

 

自分は自分の筋肉を良く知っている!

だから動いている!!

「問題無い」

・・・と口元で両手を組みながら言われる方もいらっしゃるかも知れません、が。

そうは言っても、某特務機関総司令のあのポーズ、結構辛いです。

あのままで固定している時間が長ければ肩凝り一直線の筈です。

第三新東京市に完璧無比なマッサージ機が置いてあるのか気にはなる所です・・・が。

自分達日常に生きる者は日常の辛さは嫌です。

折角ですから、暇をもてあました筋肉達にあそびまくってもらいましょう!

 

花盛り=動きやすい状況、であるには確かに若い年齢の方が出来る・動かせる様になりやすいでしょうが

年齢=身体をより動かしやすい人、というよりは、

動かせる意識がある=身体をより良く動かしやすい人、

があると、治療庵みかんでは考えています。

 

確実に、意識があるか無いかで

動かせる力・可能性が全く変わってくるんですね!

きもーすじくん程、昆虫的動かし方を目指さなくても

良い動かし方が出来た方が、色々楽しめますから!

関節と関節の間の違和感は、長い目で見ての怪我や故障に繋がります。

若い間は無理をしても、ある程度経過した所で辛さが大きくなる事もあります。

「大丈夫」と思っていても、「無理をしない」で「継続的」に筋肉の流れを良くしていく

そんな意識を持って頂く事をお薦めします。

 

すぐ動かそう!

と思っても、無理をしやすくて故障に繋がってしまう可能性があります。

まずは

(1)動ける状態の準備を。

次に

(2)動かして少しづつの意識付けを。

最後に、

(3)意識のついた筋肉達を、

  よりスムーズに動かせる様にトレーニングを!

・・・の流れですね。

 

プロ級の方、セミプロクラスの方は既に(1)(2)は卒業して(3)をされている事でしょう。

その場合、ある程度の無理をしても壊しにくい身体を維持する事が出来ている筈です。

そうでない場合、実は自分では身体が動けていると思って(3)をしようとしていても

実は(1)や(2)の段階で足踏みされているという方が多い。

(それを実感を持って理解されているか、全く意識さえしていないか…など、人によって異なるんですが。)

 

さて、当院に来られる方は「趣味を楽しみながら日常をメインとして過ごされる」方が多いんですね。

私も自転車を楽しんでいますが、それが「仕事」ではなく、日常施術業務が大半になります。

仕事をお持ちの方は皆さんそうでしょう!

(違っていたら、それはもうプロです!)

自転車やトレッキング、ジムやアウトドア・・・他

御自分の楽しみを満喫しながら、

日常の仕事中もラクに過ごすのが、一番楽しさが持続しますね。

 

その為の準備運動を今回はひとつ、御案内します。

(もう幾つかは又別の機会に)

 

まず、壁際に側面を近づけて立ちます。

壁側の手をゆっくり上に向けて伸ばしながら壁にまっすぐに寄りかかっていきます。

ゆっくり壁に寄りかかったら、息をとめずに10秒キープ。

キープ時間が過ぎたら壁から離れます。

ストレッチをかけていた場所をゆっくり動かして、ほぐして下さい。

これを痛く無い程度の伸ばし方で5回~10回繰り返して見て下さい。

これ、『出来てるよ!』『もちろん!そんなの簡単だよ!』という

「僕は経験者だからね!!」という方はしなくても大丈夫です。

「あれ?あれ??…出来てるかな?大丈夫かな?」という方だけ行って下さい。

(←これ、数年前の副院長の写真です。)

稽古後なので、襟具合から道着がだいぶ着崩れしていますが(笑)腕の伸び方はしっかりしています。

 

ポイントは、

肩関節をしっかり伸ばすして側面を壁につける事!

少し前方に腕が倒れていたり、肩が少しでも歪んでくっついていれば

伸ばして動かそうと思っている部位のストレッチとは異なってしまいます。

最初は壁と少し距離があっても構いません。

無理にくっつけようとせず、肩、特に脇が段々と壁に向かって伸びる様子を意識しながらストレッチしてみて下さい

 

日常でいえば、

家事をされている方は、布団の上げ下ろしの時が今よりラクに。

運動をされている方は、ストレッチによる腕の負担軽減がより早く行えますね。

 

そうすれば、

勝った時に手を格好良く広げられますし。

腕からの負担が減って、付け根に痛みや筋肉痛

そして肩凝りが起きて辛くなる事が少なくなる筈です。

その方が、より長く、ラクに、自転車も家事もアウトドアも楽しめますよ!

 

楽しみは最大限に。

自分の身体も最大限に労って。

疲労感MAXで疲れた体勢を維持しない様、お手伝いになっていれば嬉しいですね。

それでは皆様、今日も良い日常を。

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