- 松原 好克
- 日刊美容液新聞 編集長
- 岐阜県
- スキンケアカウンセラー/美容液研究家
スキンケアカウンセラーの松原です。
今日もお付き合い下さい。
今日は、化粧品による外からのケアではなく、日常生活で取り入れることができる、体の内側からの美肌対策をお伝えします。
多くの人が毎日欠かさず飲むものとして有名なのが、コーヒーや紅茶です。
いまや社会現象にまでなっており、なくてはならない存在です。
しかし、コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれており、日本ではタバコやアルコールに比べると悪い印象はないのですが、実は…
カフェインは、睡眠に影響するのはご存知だと思いますが、肌の細胞分裂は就寝中に行われるため、質の良い眠りが肌の健康を左右すると言っても良いでしょう。
カフェインを含むコーヒーなどは、一日二杯程度にとどめたほうが良さそうです。
そこで、ティータイムやノドが乾いた時にオススメしたいのが、カフェインを含まない「ローズヒップ」のハーブティーです。
カルシウムが牛乳の約9倍、鉄分もほうれん草の約2倍、その他にもビタミンAやリコピンも入っています。
何といっても、ビタミンCの宝庫でレモン汁の20倍以上だと言われています。
ビタミンCは、皮膚のコラーゲンをサポートする働きのほか、シミの原因となるメラニンを抑制する働きもあります。
口から摂取したビタミンCは、熱に壊れやすく肌に届きにくいという弱点がありますが、ローズヒップに含まれるビタミンCは、ビタミンP作用によって保護されるため壊れにくく、さらにリコピンによって吸収率が良好です。
そして、注目はビタミンA。
ビタミンCよりも高い抗酸化作用があるため、年齢に応じたエイジングケアにうれしい成分です。
他のハーブとブレンドしてあるものよりも、ローズヒップの単品ドライハーブとして袋詰めされたものが効果的です。
飲み方としては、ホットでゆっくり飲むようにするのがポイントで、なお、出がらしの葉も良いため、ヨーグルトに入れて食べるのがオススメです。
その他のハーブティーでは、ハイビスカスやマリーゴールドも美容に貢献してくれます。
ハーブが苦手な方は、ハトムギ茶。
ハトムギ茶は、肌の水分を増やす作用があるうえに、ニキビ肌にも有効であるという報告があります。
また、苦いお茶を好む人は、どくだみ茶を推薦します。
肝に銘じていただきたいのは、これらは食品であるため、悩みや疾病を改善するものではなく、継続して飲むことにより少しでも肌が喜ぶものを…という趣向でとらえていただければ幸いです。
美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非今後もこのコラムをご覧下さい。
このコラムに類似したコラム
日本最大級のハウツーサイト「nanapi(ナナピ)」に、保湿美容液についてのコメントを提供いたしました。 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/09/03 15:33)
スキンケア化粧品の本当の目的を知っていますか!? 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/04/28 12:46)
株式会社webull 様と提携いたしました 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/12/10 13:08)
「コラムlatte」に最新執筆記事【美肌キープのために行うべき3つの美生活習慣】が掲載! 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/10/02 12:00)
「コラムlatte」に最新執筆記事【秋にお勧めの美肌スキンケア】が掲載! 松原 好克 - スキンケアカウンセラー/美容液研究家(2014/10/01 12:01)