- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、先日IMF(国際通貨基金)が、最新の世界経済見通しを発表しました。
2014年の世界全体の経済見通しは、前回の1月の予測から0.1%下方修正し、“3.6%”としました。
また、日本については、1月より0.3%も下方修正し、1.4%の成長としています。
日本の下方修正の要因としては、昨年後半からの輸出の伸び悩みと共に、消費増税の影響を考えてのことだと思います。
その他、主要先進国、新興国は以下のようになっています。
今回 前回との差
米国 2.8% -
ユーロ圏 1.2% 0.1%
中国 7.5% -
インド 5.4% -
ブラジル 1.8% -0.5%
ロシア 1.3% -0.6%
若干ですが、上方修正されたのはユーロ圏だけで、しかも成長率は1.2%にとどまっています。
景気回復への期待が大きいアメリカと、景気減速への懸念がされている中国、インドは、横ばいの予測となっています。
そして、景気の悪化が問題視されているブラジルが0.5%、ウクライナ問題を抱えているロシアが0.6%と、それぞれ大きく下方修正されました。
また、来年、2015年の経済見通しについては、世界経済は0.1%下方修正の3.9%、日本については前回同様、“1.0%”で据え置かれています。
このようにみてくると、IMFとしては、各国が多くの不安要因を抱えていることから、大幅な経済成長は見込めないとみているようです。
とはいえ、日本としては、“アベノミクス”での復活を果たすためには、1%程度の成長で甘んじているわけにはいきません。政府には、法人減税などを含め、大胆な施策を行ってもらい、是非とも民間活力で景気をさらに引き上げていきたいと思います。
大事なのは、企業も個人も、自発的、能動的な取り組みと言えるでしょう。
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では、今週も平和な週末となりますように!
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- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
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