武蔵野の緑豊かな遊歩道と、平均的な住宅街に挟まれた建蔽率40%の敷地。敷地の半分以上の空き地をどう残すか、建物の配置計画がカギとなった。
建物を緑道いっぱいに寄せて住宅街との間に空地をとり、そこに4本の木を植えることで、この敷地は住宅街から切り離され木々に囲まれた『森』になった。
■ 浮かぶ・・・距離感を調整する
階段をあがり2階の床ハッチを閉めると、家族の場は地面から完全に縁が切られ森に浮かび上がる。
樹木や枝葉に触れられるハックルベリーフィンの木の上の小屋のように、
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■data
設計:survival design 須永豪 + Tanaka Naomi Atelier
所在地:東京都
設計期間:2003年7月〜12月
工事期間:2003年1月〜7月
主要用途:専用住宅
家族構成:夫婦・子供2人
規模:地上2階
敷地面積:109.10m2(33.00坪)
建築面積:41.27m2(12.48坪)
建ぺい率:37.82%(許容40%)
1F床面積:29.84m2(12.48坪)
2F床面積:41.27m2(12.48坪)
延床面積:71.11m2(21.51坪)
容積率:65.17%(許容80%)
施工延床面積:84.19m2(25.46坪)
工事費:1800万円(70万円/坪)
このコラムの執筆専門家
- 須永 豪
- (長野県 / 建築家)
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう
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