今日はIT投資についてのお話です。
せっかくITに投資したのに、思ったような効果が出ていない。
よく聞く話です。
IT化に伴う投資対効果を高めたいのであれば、しっかりとしたプランや準備が必要なのは言うまでもありません。
・手書きやFAXで処理をしている業務を単にメールに置き換える
・ユーザーとなる従業員のITリテラシーを考慮せずに、ユーザーが使いこなせないようなシステムを導入する
ITは戦略的にうまく使いこなすと、人間だけでは実現できないような高いパフォーマンスを発揮することが可能となります。
逆に思いつきや外部への丸投げなどから、自社にマッチしていないIT導入が行われると、高いパフォーマンスを発揮することが困難な状況に陥ります。逆に生産性低下、業務効率低下などを招くことも当然考えられます。
「IT投資の目的は?」「IT投資の優先順位は?」「ITプロジェクトの進め方は?」
経営の視点から、一度IT投資を見直してみてはいかがでしょうか。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
このコラムの執筆専門家

- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
080-5450-9751
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