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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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「国富3000兆円に回復!」

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こんにちは!

さて、内閣府の発表によれば、2012年の国全体の正味資産(国富)が、前年より1.1兆円増加し、3000.3兆円と大台を回復しました。

 

内訳をみると日本の企業や個人が海外に持つ「対外純資産」は、前年比11.6%も増加し、296.3兆円と過去最高を更新しました。

日本企業による積極的な外国企業に対するM&Aが貢献していると言えそうです。

また、主に土地がメインである「有形非生産資産」は、1.2%減の1144.7兆円で5年連続のマイナスとなっています。都心部での下げ止まりは見られるものの、日本全体ではまだ地価の下落は止まっていないようです。

 

次に、所有者別にみてみると、最大なのは国富の3分の2を占める個人の「家計部門」で、1.9%増の2232.7兆円と6年ぶりに増加に転じました。

一方、国や地方自治体などの「一般政府」は、資産が1092.6兆円に対し、負債が1131.4兆円と、38.8兆円の債務超過となっています。

 

このように観てみると、日本の資産の大半は個人が所有し、そして民間企業が対外純資産を活用し、所得収支で稼いでいる姿が見えてきます。

 

あとは、バランスとして、国が財政の健全化にどこまで真剣に取り組んでいけるかがポイントです。

「国の借金」とはいえ、最終的には国民が背負っていくものです。

 

今年は、政府も税収増を見込んでいる状況ですが、個人においても、“アベノミクス効果”をうまく活かして、しっかりと将来に備えておきたいですね。

 

では、今週末も、平和な日々となりますように!

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