ライバル会社が画期的な新製品を扱うとか、市場で代替品が出回るとか、お客さんに売れ筋商品が飽きられてしまうとか、いつも心配しながら生き延びていると言ってよいです。絶えず会社の成長を考えていないことには、あっという間に売上げ半減なんてことも、決して珍しくありません。
そのため、ビジネスを軌道に乗せましても、お客さんに飽きられないため、新商品の開発や新規事業探しなどを続けます。そんなに心配事が続くのは厭という人に起業は不向きです。イメージで言いますと、いつもスキーで山を下っているとか、サーフィンで波に乗っている感じと思います。
もし、最初の起業が上手くいってそこで満足していたら、あっという間に新たな波に飲み込まれると思ったらよいです。多分、会社勤めをしている人なら、自分の会社の経営者はいつも経験していると思ってください。経営者として自分の会社を考えますと、社員の頃とは違って絶えず新たな収益源を考えているはずです。
特に、ビジネス社会にIT技術が浸透してからは、この変化が以前に比べて格段に短期間に発生しては消えています。ノンビリしている暇などないと言ってよいです。そのため、企業経営者は絶えず起業する気分を求められるわけです。最初の起業でしっかりノウハウを身につけると、その後の起業がとても楽になります。
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