主要株価指数・主要商品先物価格・長期金利1月第2週の週間騰落率(2014年1月10日) - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月17日更新

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主要株価指数・主要商品先物価格・長期金利1月第2週の週間騰落率(2014年1月10日)

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世界各地の株価指数、商品先物価格及び商品指数、長期金利の1月10日対1月3日の騰落率です。

★主要株価指数週間騰落率

新年明けから10日経ち、今年も先進国株価の動きが、新興国に比べ上昇しています。
オールカントリーは+0.39%でしたが地域により明暗が分かれています。先進国の比重が高い、世界株価指数は0.55%の上昇。中でもヨーロッパが上昇しstoxx600は0.71ぇ上昇しています。エマージング諸国の株価指数は-0.95%で今年も下落して始まりました。また、地域ではアジア・太平洋指数もヨーロッパとは異なり0.48%で上昇の勢いがありません。

140110先進国株価指数騰落率

VIX指数(恐怖指数)はS&P500を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表されており、米国の景気回復が堅調でS&P500指数も小幅ながら上昇していますので、VIX(恐怖)指数は先週末13.76ポイントから今週末は12.14ポイントまで低下しています。

日本株は、大型株と小型株で明暗が分かれました。日経平均とTOPIXは下落、ジャックス指数とマザーズ指数は上昇しています。
東証リート指数は-2.16%の下落です。

先進国の株価指数は、グラフに示すように多くの株価指数が上昇しています。下落した国別指数は4指数のみでした。下落1位は日経平均で-2.33%、2位はオーストラリアのASXで-0.66%、次いでTOPIXが-0.29%、4位がNYダウの-0.20%
一方上昇は、1位がギリシャのアテネ総合指数で7.54%、2位がスペインIBEX35の5.03%、3位はオーストリアATXの4.87%でした。総じて小さな市場の株価の上昇が続いています。
上昇1位と下落1位の差は9.87ポイントでした。

新興国の株価指数は下落したものが多くなっています。総じてアジア勢は低調でした。新興国トップはトルコ イスタンブール100指数の2.95%、2位がエジプトヘルメス指数で2.69%、3位はハンガリーのブタペスト証券取引指数の2.55%です。

140110新興国株価週間騰落率

一方下落幅が大きい1位は、コロンビアのCOLCAPで-3.70%、2位は上海総合指数で-3.35%、3位はポーランドのワルシャワWIG指数の-3.30%でした。
上昇トップと下落トップの幅は6.65ポイントでした。

★10年国債利回り(長期金利)
先進国株価は上昇しましたが、日々の変動の幅が大きく、また、先の見通しがクリアーとは言えないため、週間ではり割が低下した国が多くなっています。10年国債で上昇したのはイタリアですが変動率は0.051ぇという小幅なもので、他の先進各国の10年債利回りは低下(価格は上昇)しています。

140110主要国債利回り週間騰落

★商品先物価格及び商品指数
貴金属の金・銀・プラチナは続伸しました。最も上昇したのは東京の金先物価格でした。現況日本での現物需要の高まりが日経新聞で報道されています。金に関しては、ここ30年間日本の消費者・一般投資家の判断が世界的に勝っていました。昨年までの「売り」に対して今年は「買い」への転換になるのでしょうか。
エネルギーではドバイ原油の大幅に下げています。また、米国の天然ガスも下がり、愈々米国のシェールオイルの影響が、世界のエネルギーをリードしそうです。
穀物は、トウモロコシと大豆が上昇、小麦は下げています。
日経商品指数17種は8週ぶりに下がりました。株高の中、景気は足踏み状態に入ったかとも思えます。

140110主要商品先物価格週間騰落率

★株価指数、現時点で先進国24ヶ国30指数を捉えています。日本と米国は複数の指数を表示しています。新興国は22か国22指数で、ほぼMSCIエマージング諸国に沿っています。

文責
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー

独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
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