昨日に引き続き、「ふじようちえん」を建築士会デザイン研究会で見学したとき感じたことです。
(専門家プロファイルからご覧の方はこちらから↓)
http://ameblo.jp/yasuragi-kaigo/entry-11682874372.html
屋上の回遊フロアで、もう一つ感銘を受けたのは 自然の取り込み方です
もともと存在していた木々を、建物に取り込んでいるため 季節が感じられます
開口部の安全対策
1階部分
中庭側の壁は全面引き戸の組み合わせで、1枚辺りの扉重量から考えられない軽さでR状に開閉できるので、そこが建築家 手塚さんのノウハウの強みとも思います。
上部のガイドレール
ガラスはペアガラス
室内は壁が少ないので、コンセントは床下
教室風景
冷暖房スイッチは手洗いボックスの側面に
幼児用トイレ
冷暖房通気口は床下に
基礎断熱処理がされ、風で冷やしたり温めるというよりか 輻射熱を利用する考え方は介護福祉施設にも必要な考え方です。
床下部の換気経路
今回も自分なりに習得すべきことが多々あり、貴重な見学会となりました。
現在の仕事に活かしたいと思います(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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