- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
ここにきて、一気に“秋っぽく”なってきましたね。周りには、体調を崩して、風邪をひいている人も多いので、是非気をつけてください。
さて先日、日銀から、2013年4-6月期の資金循環統計速報が発表されました。それによれば、6月末時点の家計が保有する金融資産残高は、前年同月比5.0%増加して、1590兆円となりました。
要因としては、このところの株式市場の上昇により、株式や投資信託の評価額が膨らんだことが考えられます。
今年3月末の残高は、1568兆円だったため、この3ヶ月間で何と“22兆円”も増加したことになります。
この期間、株式そのものは売り越しでしたが、評価額の上昇により、金額としては増加となっています。
結果として、株式を保有していた人の資産評価額が、かなり高まったと言えるでしょう。
また、投資信託も前年同月比29.0%増加して72兆円となり、徐々に政府が主導してきた「貯蓄から投資へ」の兆しが見えてきました。
とはいえ、金融資産の54.1%(約860兆円)は、いまだ現預金という現実もあります。
このことから、リスクを取り始めた人と、そうでない人の“2極化”が広がっているような気がします。
実際に、わたしがお会いする人の中には、リスクを取りすぎている人もいれば、まったく預貯金以外していない人もいらっしゃいます。
これは、「分散投資」の観点からみると、どちらも問題が無いとは言えません。
自分の“リスク許容度”に合わせるのが大前提ですが、そろそろ適正な「資産構成(配分)」を、個人レベルで考えたいですね。
それでは、今週も穏やかな日々となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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