■税金がかからなくなるかも・・・? - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

楯岡 悟朗
きねや不動産株式会社 営業主任
東京都
不動産コンサルタント

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対象:不動産売買

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■税金がかからなくなるかも・・・?

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、不動産コンサルタントの楯岡です。


不動産を購入した人には、

逃れることの出来ない税金がかかってきます。

それが「登録免許税」と「不動産取得税」です。


不動産の購入時にかかる諸費用で、

一番高額なのが恐らく仲介業者に支払う仲介手数料で、

その次位に高額なのが上記の2つです(*物件価格によります)。

これは短期間の所有だったとしても必ずかかる税金です。


例えば買取業者が中古マンションを買取り、

リノベーションしてエンドユーザーに数か月もせずに再販売したときは、


買取業者が売主から買い取ったときに1回。

エンドユーザーが買取業者から買った時に1回。


上記のように2回かかってきます。


「これはどう考えてもおかしいんじゃない?」


ということで、

14年度の税制改正の要望の中に、


「一定の基準を満たしたリフォームを行った物件については、

エンドユーザーが購入するときの課税を免除出来るように」



といった要望出ているそうです。


あくまでも「要望」なので、

その通りになるとは限りません。


ただ、もし要望通りになったとしたら、

リノベーションされた中古物件が買いやすくなりますし、

国が推し進めている中古不動産の流通拡大にもつながります。


このブログでも何度か触れていますが、

いまは高度成長時代のようなスクラップ&ビルドの時代ではありません。

現存する優良な不動産は手を加えながら使っていくべきであり、

そうすることが時間の経過と言うスパイスを物件に追加されることになり、

やがて街全体が素敵な雰囲気をまとっていくことになるのです。


不動産という商品を扱う立場からすると、

そのような考えを人がどんどん増えてくると良いなあと、

個人的に勝手に思ってます。


今回の要望、どうなるか分かりませんが、

注目していきたいですね。



★「使い込んだものが好き」という個人的な嗜好にもよります(笑)

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