私がコーチングを学んだコーチエイのCTP(コーチトレーニングプログラム)では、認定資格取得後も、定期的にコーチングスキルの向上の為に、九段下のコーチエイ本社で行われるインラクティブトレーニングを受講するようになっています。
先日、このインタラクティブトレーニングを受講してきました。
そこでは、ベテランのコーチ達が講座を担当し、丸一日掛けて約30名ほどのコーチに対して、実際のコーチングセッションをベースにスキル向上の為のフィードバックをお互いに、何回も何回も実施します。
相手になるコーチは、毎回入れ替わり、7時間ほどの間に、約半分のコーチと何らかのセッションをエキササイズしあうことになります。参加者は、ほぼ初対面ですので、一日中緊張感が続きます。こういう経験は、普段あまり出来るものではありません。
そこには、認定資格を取ったばかりの方から、もう10年以上のベテランコーチまで、プロのコーチから企業内コーチまで色々な方がおられます。
コーチングとは面白いもので、クライアントの仕事が全く知らない業界のことであっても、やれてしまうことなのです。むしろ、中途半端に解っていないほうが、良いのかも知れないのです。その良い例を、今回のトレーニングセッションで見る事が出来ました。
コーチ役は、20代の外国人人女性。彼女は、大学の4年間を日本で過ごし、その後、母国と日本を往復しながら延べ7年間日本に関わっています。日本語はペラペラですが、さすがに解らないことも多いのです。クライアント役は、40代の男性会社員、ベテランの企業内コーチです。
コーチングのテーマは、クライアントの仕事のこと。日本人コーチでも難しそうなテーマでした。しかし、コーチ役の彼女は、真剣にクライアントの話に、聴き入りながら一生懸命考え、真剣に質問を繰り返します。やがて7分という短い時間の中で、みごとにクライアントは自分のするべきことを自分で見つけ出したのです。
クライアント役の男性は、コーチングセッション終了後に、「コーチングって、コーチがクライアントと一緒に真剣に聴き、考え、理解しようとしてくれることで、クライアント自身の真剣度がより向上し、その結果、求めていた答えを見つけ出すんですね。」と言われました。
コーチングには、色々なスキルやテクニックはありますが、最も大切なことは、真剣に相手を思って一緒に考える姿勢を持つことなのです。つまり、最も大切なのは、「信頼関係」ということなのです。これって、コーチとクライアントの関係だけでは無く、店長とスタッフ、上司と部下、親と子、監督と選手など、どんな関係でも同じなんですよね。
ありたりまえなんだけれど、とても大切なことを学んだ、コーチエイでのトレーニングセッションでした。
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