「松下さん、おはようございます!」
私は、毎朝、何名かの友人から私のfacebookに朝の挨拶をいただいています。
彼らが凄いのは、「名前を呼んで、挨拶をする」と言うことです。
こんなこと当たり前・・・と思われるでしょうけれど、私自身は、あまり出来ていません。名前を呼ぶって、けっこう照れくさいものなのです。
先日受講した、コーチエイのCTP(コーチトレーニングプログラム)の集合研修であるインタラクティブトレーニングでも、このテーマについてお話を伺うことが出来ました。
この日のテーマは「アクノレッジメント」。つまり「承認する」「認める」という、コーチングとしての基本的なスキルについてです。コーチという立場は、相手の「存在」「行動」「成長」「成果」について、きちんと承認をするようにトレーニングを受けています。そもそも、これが出来ないと、相手から信頼をされないので、コーチングそのものが出来ないのです。
よく、部下を承認しないでいつも厳しく指導することで、自分自身は信頼されていると勘違いしている上司がいますが、そもそも、部下に対してこの4つをいつも承認しないで、何をしても「信頼」を受けることははずありません。最初に「承認」ありきなのです。その承認の中で基本中の基本なのが、「存在承認」です。で、その「存在承認」の中の基本が、「名前を呼ぶ」と「あいさつ」なのです。
なので、「松下さん、おはようございます!」 と言われることは、もの凄く私の存在を承認して下さっているのです。その結果、私は毎日朝から気分が良いのです。(いつも、ありがとうございます。)
でも、実は私自身は、この「相手の名前を呼ぶ」ことがとても苦手です。コーチングでも、「ご自身は如何ですか?」「あなた自身はどう思いますか?」などと言ってしまいます。「名前を間違っていったら失礼だ」とか「なんだか気恥ずかしい」とか、そう言う言い訳けをしてあまり名前を言わないのです。
ところが、この日のコーチングエクササイズ(10分コーチング)で、私がクライアント役をしたときのコーチ役の方が、実に上手く「松下さんは、、、」と名前を呼んで下さるのです。それが非常に気持ちが良い。「ああ、凄いなあ~私もこんな風に出来たら良いなあ~」と思った私は、「どうしてそんなに上手く自然に名前で呼べるのですか?」と教えを請いました。
「いえ、実は私もお名前で呼ぶのはとても苦手です。でも、今日は『承認』がテーマなので、かなり意識してお名前で呼ぶようにしているんです。」
恥ずかしがっていた私は、なんと未熟なコーチなんだろう~大いに反省しました。また別のコーチがアドバイスを下さいました。「ポイントは、一番最初のアイスブレイクです。ここで、相手の名前を呼ぶように話題を持って行ったり、意識して呼ぶようにすると、大きな関門は抜けられますよ。」
「まっちゃん、おはよう!!」
そう言えば、以前いた会社で、必ず名前を呼んで挨拶をしていた役員がいました。彼の得意技は、人脈作り。一度会った人は全部友達!と言うくらい、相手のことを覚えています。なぜ、そんな凄いことが出来るんだろうと思っていましたが、きっと、名前で呼ぶことを意識しているから出来るんですね。見習わねば!!
「相手を名前で呼ぶ」
呼ばれすぎても馴れ馴れしいけれど、適度に名前で呼ばれることはやはり承認感があります。今日から、チョット意識して名前で相手を呼んでみることにしましょう。
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