- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
さてまたまた昨日の続き。
フランス語の先生に、先週お菓子講座で作ったオレンジエード(オレンジ果汁、水か炭酸、砂糖でできた飲み物)の話しをしていたときのこと。
「オランジャッドorangeadeって、言葉自体はあんまり聞かないけど・・本当に言うの?」
「言う。でも今はもうあんまり使わない。ちょっとデモデ」
またもやデモデ(時代遅れ)か。
「でもオランジーナはどう考えてもオレンジエードの一種だよね」
「うん。でもオランジーナはオランジーナだから!」
やっぱり! 授業では「辞書にはオランジャッドとあるけど、フランスではあんまり聞いたことないような。でもフランスにはオランジーナがあるから、そんな言葉要らないんです、きっと」と説明していたのです。
オランジーナのキャッチコピー「フランスの国民的炭酸」はほんとに言い得て妙です。
「オランジーナは振ってから飲む」
えっ、炭酸なのに、振るって??
「底にオレンジの果肉が溜まるから振るんだ。ちょっと前のコマーシャルでは、Secouez(揺り動かす、振る) moiがキャッチコピーだった。キリンとトラがでてくるCM」
ええぇっ!? 振ったら、噴くでしょう? 炭酸なんだから・・。
「シャンパンとは違う。絶対に噴かない」
そんなこと言われても、ちょっと信じられません。
しかし。そう聞くとやってみたい。でもそこらじゅうが甘い泡だらけになったら怖い・・。
そうだ、先にフランスのCMをチェックしてみよう!
http://www.youtube.com/watch?v=5b6YQKEcpvU
ついでながらヘンなのもいっぱいでてきました。
http://www.youtube.com/watch?v=hyD-bwUpj6M
トラもキリンもパンダも、やっぱり振っています。(最後にはいつも必ず「天然!!」を強調しています。でもそこが私が好きなところ)
そこで私もおそるおそる振ってみると・・
蓋を開けた瞬間、しゅっと泡が上がってきますが、たしかに噴きませんでした! よかった。
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