- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
去年に引き続き、ロードス種のいちじくをいただきました。
ギリシャのロードス島から持ち帰った苗から育った品種なのだとか。
フランスで食べる、水分が少なく、きゅっと締まった味がするいちじくを彷彿とさせます。
ラベルには
「極甘イチジク ロードス」
とあります。皮ごと食べられるのだそうです。
包丁で半分に切って、そのまま食べてみました。
「甘っ!」
と言ってしまうほどに、はっきりした甘さが。まさしく極甘です。
よくよく見ると、中心には蜜がいっぱいにたまっているのです。これまで食べたいちじくの中で一番はっきりおいしいものでした。そして果肉は赤く美しいのです。
でも作られた農家のおじさんによると、あんまり売れないらしく、
「もうやめようかな」とおっしゃっているのだとか。たしかに市場に並ぶつやつやした「朝採れ いちじく」の大きいのに比べると、地味な見かけ。でも中は、それはそれは甘くて、美しい赤なのです。そしてこのいちじくでジャムを作るとそれはそれは美しくおいしいのです。
「買う! 私が買います。だからやめないでと言ってください!」
来週、もしもたくさん送ってもらうことができたら、ジャムにして少し販売しようと思います。
準備が整いましたら、またお知らせします。乞うご期待!
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