社会を音楽化する志をもって、歌い続けて50年近く経ちました。
社会変革なんて、そうそうたやすい事じゃない。一人の力なんて知れてます。
実現したい素敵な夢=メロディ
ほど良い距離感=ハーモニー
前進しようとする力=メロディ
これが音楽の本質だと思います。こんな感覚で生きてゆける社会を考え続けてきました。
みんなが、程よい距離感に裏付けられたコミュニケーション力をもち、実現したい夢を追い続け、一緒に前に進もうとする時、社会はもっともっと輝いてくると信じています。
「社会を音楽化する」という思いはそんな信念から私の中に誕生しました。
けれど、いつまでたってもゴマメの歯軋り・・・・さすがに半世紀の澱にまみれ、萎えそうになってはいたのですが、最近「協働」という概念が一種のムーブメントになってきました。
それぞれが自分の強みを発揮しながら、協力し合って、社会的課題を解決しようという動き。
まだまだ、実際の効力を発揮するまでには到っていないと思いますが、機運は高まっています。
これを使わない手はない。今をはずすと、今後僕の生が尽きる時までにチャンスはめぐってこないのではないかという危惧で、もう一度初心にもどって心の薪を燃やし始めています。
例えば行政との協働。
縦割り行政で、どこの部署も積極的には手が出せない隙間に民間の力を活用する事。
社会を音楽化するなんて感覚は、生活課でも地域課でもましてや財政課でも俎上には上ってこないでしょう。でも、時代は「今でしょ!」と声を挙げ始めています。
手始めに僕は、超高齢社会の火急の課題である介護予防に関して、文化活用の提案をしてゆくことにしました。現在二つの行政に、加盟しているNPOの立場で検討を要請しています。
自分自身の音楽活動遍歴の末にたどりついた、日本人にとっての歌謡曲の意味。
これを介護予防に役立てることができないだろうか。
そんな提案を「協働事業」として行政にぶつけてみようかと思います。
そんな考えにご賛同いただける方、是非ご連絡をお待ちしています。
民間レベルでの協働が動き出せば、さらに行政との協働も実現しやすくなると思う次第です。
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ご連絡をお持ちしています。
牧野俊浩
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