- 中西 優一郎
- 弁護士法人アルテ 代表弁護士
- 兵庫県
- 弁護士
-
06-6435-8309
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
「将来の離婚を考えて別居したい…気をつけることは?」
私は、10年前に同じ職場の男性と結婚し、現在、小学校2年生の男の子がいます。
結婚当初より夫の暴力に悩まされ、将来、離婚を考えています。
以前、夫に離婚の話を持ちかけたら、夫は怒り出し離婚をしてもお金は一切支払わないと言ってきました。
このまま、話し合いを続けると夫から暴力を振るわれるので、まずは夫の暴力から逃れるため別居したいと思っていますが、どのようなことに気をつければよいでしょうか。
というテーマでお話ししました。
離婚をしたい場合、まずは、夫婦間で離婚をするかどうか、そして離婚をする場合には条件(財産分与、慰謝料、養育費、親権、面接交流等)について、話し合いをすることになります。
しかし、離婚したい理由が夫の暴力などの場合、妻から離婚を切り出すと更に暴力を振るわれたり、無理やり不利な条件で離婚届にサインを強要されたりするなど、冷静な話し合いができない恐れがあります。
このような場合、離婚の前にお互い心身の安定を図り冷静に判断できるようにするため、ひとまず別居するという手段をとることがあります。
別居する際には、その後の収入、生活費等の生活設計を考える必要があります。
番組内容の概要
番組では、別居時の注意事項について、
「離婚に向けて決めることは?」
「暴力から身を守るためには?」
「別居時にしておくことは?」
「別居後の生活は?」
などについてお話ししました。
内容の概要は、以下のとおりです。
離婚に向けて決めることは?
・お金(財産分与、慰謝料)
・子ども(親権、養育費)
・DV事案の場合
暴力から身を守るためには?
・DV防止法
・配偶者暴力相談支援センターについて
・警察
・裁判所の保護命令
別居時にしておくことは?
・相手方の財産の所在
・証拠
・貴重品、衣服等について
別居後の生活は?
・収入
・生活費
・婚姻費用とは
その他、別居で気を付けること
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このコラムの執筆専門家
- 中西 優一郎
- (兵庫県 / 弁護士)
- 弁護士法人アルテ 代表弁護士
企業法務から身近な法律相談まで幅広く対応いたします。
弁護士法人アルテ代表弁護士。東京大学法学部卒。企業法務に従事し、労働問題(会社側)に精通。著書「外国人雇用の実務」(同文舘出版)。ラジオ番組出演(FMあまがさき「中西優一郎のLaw and Order」)。商工会議所、大学、企業での講演・セミナー多数。
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人事・労務・労働問題(使用者側)の案件を多く取り扱っています。
企業内外において、人事・労務・労働問題に関する講演・セミナーも行っています。
尼崎で開業する前は、東京の外資系法律事務所、及び国内企業法務を取扱う法律事務所にて勤務し、労働問題、コーポレート/M&A、ファイナンス等の企業法務に従事していました。
英語を使用する業務(英文契約書の作成、外国人の方の雇用手続等)にも積極的に取り組んでいます。
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