パン・ド・ロデヴの会 in 東京にて - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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パン・ド・ロデヴの会 in 東京にて

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6月3日(月)
パン・ド・ロデヴ普及委員会技術顧問の金林達郎さんが講師の
「パン・ド・ロデヴ技術講習会と食べて楽しむ会」が、カネカ食品(新宿区)のラボで行われました。
金林さんのロデヴは前日のフランスパン生地を取り分けて作る手法です。金林さんが、今現在奥様と二人で営むのは、町のパン屋さん。
つまりこれは町のパン屋さんにとって、大いなるヒントとなるロデヴの作り方なのです。

会場はカネカ食品のラボをお借りしました。新宿の大きなビルの6階。エレベーターから降りた瞬間、ホテルかと見まごうような内相と厚い絨毯に、ちょっとたじろぎました。
ほんとにここにパンを焼ける会場があるのかしら?? あまりに立派なオフィスです。はるか昔の、会社員に戻ったような気分に。
重厚なドアを抜けると、パーティションがいくつもあり、その奥に立派なラボがありました。

朝8時半にスタートした講習会。金林さんのサポートをしてくださるのは、かつてシェフでいらした帝国ホテルのときの部下の方。そして現在、帝国に勤務される若い職人さん。


左はパヌトン(パン籠)に入れて発酵を取ったロデヴ。右は切ってそのまま発酵させたもの。見かけも違いますが、食べた食感も違います。籠のほうが少し弾力がでた感じ。
甘みが凝縮され、ちょっと味も濃いめになります。


お店に置くと、コンスタントに売れるそうで、近隣のマダム方に大人気なのだとか。
でもお気持ち、よく分かります。日々の生活に添った、優しく穏やかなおいしさなのです。



さて講習会のあとは、食べて楽しむ会のスタートです。また別の会員さんが参加され、一気に人数が増えます。

ワインで乾杯の後、お食事スタート。今回は料理の責任者は東京の方にお願いしたため、じつは私は気楽なのです。
スープはトマトベースでお手製のミートボールも散らされ、滋味深くおいしく、パンがどんどん進みます。協賛していただいたロデヴに近い町のオリーヴ油もあります。ラ・ヴィエットla vietteのバターはやはり金林さんのロデヴにもものすごくよく合いました。乳風味が立ち、パンが丸く、甘く、香りたかく、より一層おいしくなるようです。



私は、午前中に本当に宅急便が着くかどうかでちょっとそわそわ(問題なく着きました)。鴨のテリーヌと、鶏パプリカのテリーヌを送りました。そしてこの段階ではまったく忘れていたリエットとタプナードも・・。

チーズはフェルミエのボーフォールとペリゴールの山羊とハーブのクリームチーズです。

サービスの間にパンも料理も掻き込むようなことになってしまいますが、それでも堪能しました。
たくさんの方のご参加ありがとうございました!

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