- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
ごめんなさい。
読者の中で、首を長くしてお待ち頂いた方には、大変申し訳ありません。
言い訳は、別の機会にして、これから日本が世界で活躍する方法、大げさなら、日本国内で業績を上げる方法を、私見で述べたいと思います。
その全ての根本は、「なぜ?」だと思います。
この「なぜ?」が、日本では軽視されている、と思いませんか。
思いつくところで、日本で活躍する家電メーカーのダイソン。
最近、このメーカーで、注目を浴びている商品に、掃除機と冷風機があります。
掃除機のサイクロンは、有名になりましたが、ゴミを吸うと吸引力が落ちるのは、「なぜ?」から始まります。
扇風機の場合なら、「なぜ?」羽が必要なの?羽を無くせないの?だって危険でしょう、から始まります。
多くの日本人の場合、「そんなの当たり前だろう」で済ましていると思いませんか?
すごい高所から言わせて頂きますが、この当たり前が、日本が苦戦している理由だと思います。
綺麗が当たり前、軽いのが当たり前、薄いのが当たり前、が多いのではないでしょうか?
そう書いていて、「なぜ、一番でないといけないのでしょうか?」という言葉を思い出しました。
たぶん、皆様の記憶でも、このフレーズは強く印象に残っているのではないでしょうか。
自動車にタイヤがあるのが、当たり前のように、一方的に決めつけていませんか?
極端なことを言えば、日本の常識は世界の非常識という言葉があるように、貴方や貴社の常識が、業績が上がる邪魔をしていませんか。
以前の会社の社長から言われた言葉を思い出しました。
「貴方は、いかにも自分の会社の商品が悪いような言い方をする。社員が、そんなに悪いのか、と勘違いする。」と言われたことを思い出しました。
そうではありません。私は、単に買って頂けないお客様は「なぜだろう?」と、全社で考えるべきだと考えただけです。
当たり前、と考えた時点で業績はストップするのではありませんか。
思いついたことを羅列しますと、自転車は漕ぐもの、テレビは画像を見るもの、本は読むものというように、決めていませんか?
たぶん、今を一生懸命に生きてる他の国の人にとっては、そんなこと、どうでもいいことだと思います。
タイヤが無くても走れればそれに越したことがない。
でも、それで今より何倍、何十倍も高くなるなら、別にタイヤがあって良い、ぐらいの感覚だと思います。
そんな感覚で市場をみて下さい。
以外と、今後の展開が見えてくるかもしれませんよ。
iPhoneからの投稿
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