先日の配筋検査では未完だった補強等も確認。
ここのところのかわりやすい天気のなか
打設の日の 天気には恵まれます。
‥こういうことは、なぜか つづくのですね。
さて この赤いボーリングのピンのようなもの
これは はなんでしょう?
設備配管のスリーブ でも 電気配線のCD管
のためでもない 穴がスラブに空きますが…
答えは。
打設後 スミ を出すためのもの。
スミ‥ 建物位置の正確なラインの目安
通芯の1メータ返り のラインなどが一般的。
下階のスラブに打ってある スミを さげふり
で見て その階のスラブに打ちなおすんですね。
これを 毎回の打設ごとに 繰り返します。
なんとも じっ つに 原始的ではありますが
超高層ビルの施工でも スミを上げていく方法
は 同じと 聞いたことがあります。
もちろん
この穴は 使用後きちんと埋めますのでご心配
は無用であります、はい。
このコラムの執筆専門家

- 岩間 隆司
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
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