- 中西 真人
- 株式会社M&R Consulting 代表取締役
- 東京都
- 研修講師
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
道のりといえば、クルマで道順を確認するときに用いるのがカーナビです。カーナビは、終着点までの道のりを詳しく示し、おおよその到着時間も教えてくれます。では、みなさんの会議で、そのような詳しい道のりが示されているでしょうか?10分後、あるいは20分後に、今日の会議がどれくらい進んでいるのか、示されているのでしょうか?先ほど例に挙げたカーナビでは、交差点に入る前から右折や直進といった指示を出します。もし、ファシリテーター(ファシリテーションを行う人。進行役。一般には議長)が、会議の合間合間に指示を出してくれれば、安心して進んでいくことができます。
もっと良いのは、ナビ画面のように地図(ルート)を示しながら進めてくれることです。私はこのルートのことを「シナリオ」と読んでいますが、「スケジュール」と言い換えても良いでしょう。
事前に会議の詳しいスケジュール(10分刻み程度)が示されていれば、いちいちファシリテーターがガイドをしなくても、先のスケジュールを見ながら参加者が会議を進めていくことができます。
例えば、最初の10分は説明、次の10分は発言時間、というように決めておくと「説明をまずは聞いて、発言の準備をしよう」と参加者が心がけておくことができるようになります。
会議のゴールと少し細かいスケジュールを提示するだけで、会議時間が延びなったという声が多く寄せられていますので、参考にしてみてください。
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