- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
株式会社サイバー・ヨガ研究所の辻です。
多数の研究により、ランニングや呼吸法の実習により、6週間から8週間で脳の構造自体が変化することは明らかです。
ヨガの瞑想も昔から40日間続けると効果があると伝えられてきましたから、経験的にも6週間目あたりから脳が変化することを昔の人たちも認識していたようです。
これは脳の神経栄養因子(BDNF)が増え、脳に新しい神経細胞が生まれることで起こります。
ただ、脳機能を改善したいという目的でランニングや呼吸法に取り組んでいる方々は筋トレ愛好家ほど多くはないようです。
それは、脳が頭蓋骨で覆われており、鍛えられて肥大化していく過程が筋肉のように見えないことがひとつの大きな要因とも考えられます。
国内では、肉体改造はどのアスリートも取り組んでいますが、脳に関してはまだまだ少数といえます。
しかし、これからは脳のトレーニングを積んだ者同士が戦うという「脳と脳の戦い」の時代がもうまもなく訪れることは間違いないでしょう。
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史
⇒「無敗脳ヨガ」ブログ
このコラムに類似したコラム
楽なトレーニングだけでは不十分 ◎無敗脳ヨガ道場◎ 辻 良史 - 博士(体育科学)(2013/03/02 23:57)
どうして瞑想を40日間続けると良いのか? ◎無敗脳ヨガ道場◎ 辻 良史 - 博士(体育科学)(2012/12/25 23:48)
「サイバー・ヨガ」の基本リラクセーション・トレーニング 辻 良史 - 博士(体育科学)(2012/07/09 19:01)
『呼吸最適化プロファイル』のサービスを開始します! 辻 良史 - 博士(体育科学)(2013/07/23 19:21)
ラジオ『J-WAVE (81.3 FM)』様の取材でした 辻 良史 - 博士(体育科学)(2013/07/02 08:00)