こうき？きょうき？むらさき

紫はとても難しい色です。
好き嫌いも激しいですしね。

紫は大きく分けて赤みの強い紫と青みの強い紫の2種類になります。
前者は京紫(古代紫)、後者は江戸紫(今紫)と言います。
この2色だけ見ても印象が全然違いますよね～

本当かウソかは分かりませんが、派手好みの関西では赤みの強く華やかな
紫がウケるけど、関東ではクールな印象の青みの強い紫が人気と言われて
いるとかいないとか…(-"-)

さて、そんな紫ですが周囲に与えるイメージは｢高貴｣｢神秘｣といった好印象から
｢狂気｣｢低俗｣といった悪印象まで様々です。
これほど両極端な印象を与えてしまう色も珍しいかもしれません。

そこで、気を付けたいのは、紫そのものも然ることながら、合わせる色です。
某芸人夫婦ではないので、そうそう一色だけでコーディネートすることは
ないと思います(あの方たちは、ある意味成功してますし)。

色は、紫に限らず配色によって大きく印象が変わります。
紫に合わせる色が緑や黄色では、紫の不吉なイメージが強調されてしまいますし、
オレンジと黒を合わせたらハロウィンだし。

上品に紫を着こなすには、合わせる色を無彩色(白、グレイ、黒)にする、
薄めの紫にし、配色も薄い色同士にする…などの工夫が必要です。

ちなみに、パーソナルカラーのタイプでは夏タイプが紫をエレガントに
着こなせるタイプになっています。
ピンクや水色のような薄い色同士を組み合わせてロマンチックな印象に
することもできます。

HP：http://www.ne.jp/asahi/nrk/color-circle/ ←左上｢いろいろな色｣もご覧ください。
ispot：http://www.ispot.jp/s/nrk-color/
専門家プロファイル：http://profile.co.jp/pf/noriko-color/