あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「なぜ、あの人の話が分かりずらいのか?」を紐解くことで、
相手に伝わる話し方に近づくには、何に気を付ければいいかが分かってきます。
話が分かりずらい要因を一つずつ例にあげて解決していきます。
前回は「前置き」をご紹介しました。
始まりがあれば、終わりがあるように、今回は終わりの「結論がない」をご紹介します。
心理学でも初頭効果と終末効果といわれるように、初めと終わりがとても重要です。
相手の記憶に残るのは、一番新しい情報です。これを効果的に使わない手はありません。
結論だけ先に伝えても、裏付けや納得させるだけの材料がなければ、人は結論を受け入れてくれません。時間をかけて納得してもらえる状態に持っていくのが本題です。
本題をより輝かせるのが結論です。
「結論は、~」と話始めるのも悪くはありませんが、少し硬い言い回しになります。
時と場、相手に合わせた言い回しの工夫が必要でしょう。
- 結論に繋げるトーク例
「(前置き)、(本題)、だから~(結論)です」
「(前置き)、(本題)、ですから~(結論)です」
「(前置き)、(本題)、なので~(結論)です」
「(前置き)、(本題)、まとめると~(結論)です」
「(前置き)、(本題)、導き出すと~(結論)です」
など、これはほんの一例です。
結論で話をキュッとまとめると、一番伝えたかったことが明確になり、相手も理解しやすくなります。
スピーチに締りがでます。これをやることで、「あなたの話は分かりやすい!」に繋がるのです。
・結論をビッシっと決めるためにできることは何?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
プレゼンテーション 100 ~興味をもってもらう3つの切り口~(2013/08/05 13:08)
プレゼンテーション 99 ~情報を開示する~(2013/07/29 11:07)
プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
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